福島汚染水タンクの300トン漏れ事故→「東電の大勝利」
福島汚染水タンクの300トン漏れ事故は「東電の大勝利」である。
植草一秀氏
事業者である東電は、法的整理する以外に道はない。
法的整理することによって、東電関係の責任がまず法に則って処理されることになる。
この処理があって、初めて国費=血税投入が正当化されることになる。
何が問題であるかと言うと、東電の経営者責任、株主責任、債権者責任が問われていないことなのだ。
この責任処理をせずに、巨大な国費=血税を投入することは許されない。
ところが、今回の事故の結果
東電の破綻処理をしないで、破綻処理の議論も無しに
国費=税金の投入が、一方的に決定された。
この「東電の大勝利」をもたらした汚染水漏れ事故は偶然起こったのだろうか?
有り得ない事故の状況。多くの謎が残されたままの事故。
300トンの汚染水が一夜にして漏洩することは有り得ない。
300トンが少しづつ漏れていたなら、数ヶ月以上もれていたことになる。
数ヶ月間、巡視員は漏れに気がつかないなど有り得ない。
例えば、一日1リットルの微量のもれがあったとする、
巡視員はすぐに漏れを見つけられないとしても、何日か後には必ず見つける。漏れた汚染水は、炎天下で蒸発したとしても、蒸発せずに残った汚染水が蓄積して、やがて大きな水たまりとなり、巡視員は見逃さずに発見するはずである。
それより
そもそも初めから300トン少なかったのではないか?
タンクからの漏れではないとすると、120リットルの汚染水の水たまりがなぜ一夜にしてできたのか?
この事故は偶然ではなく、故意では無いのかと推測するのは私だけだろうか。
今年4月、地下貯水槽から最大167トンの汚染水が漏れたとされた出来事があった。
当時東電は慌てて漏出量を算定し、これを公表した。
しかし、数週間後には、慎重なダブルチェックの末に、数十リットルに大幅に下方修正した。
8月29日 田中委員長「あれは300トンではなくて実は違いましたという話になるかもしれない」
タンクが満杯であったことを前提として漏出量を算定した。
→今更 前提が違えば漏出量が変わってくると言い出してきた。

東京電力は8月20日、福島第1原発のタンクから高濃度の汚染水が漏れていた問題で、タンクからの漏えい量が約300トンに上ると発表した。
原子力規制委員会は8月28日、汚染水が約300トン漏れた問題について、
国際原子力事象評価尺度(INES)に基づく評価を「レベル3(重大な異常事象)」とすることを決めた。
(原子力規制庁によると、漏れた放射性物質の量を単純に計算すると約24兆ベクレル。)
しかし
「レベル3(重大な異常事象)」の評価にはクレームがついた。
→IAEAは規制委に対し、メルトダウン以降に発生している様々な事態について個別の評価を下していない中、なぜ今回の汚染水漏れだけが評価に値するのかと疑問を呈した。
INESに基づいた評価が下されたことがない中で、なぜ今回の事態を評価したがるのか、
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2964715/11258152
IAEAは300トン汚染水漏洩問題を無理やり、大げさにしたがる日本の姿勢に疑問を抱いている。
メデイアの報道も最初から一夜にして、300トンの汚染水が漏れたと衝撃的な伝え方をした。
そのため
日本国内は300トンの汚染水漏れのニュースで大騒ぎとなった。
しかし
最近、風向きが変わってきた。
一夜にして、300トンの汚染水が漏れが起こったのではない、
長期間にわたって少しずつタンクから漏れ出していたと。
一夜にして、300トンの汚染水が漏れたとわざと大騒ぎさせたのは、
そこには、深い意図があったと思われる。
東電は初めに大きな事故を演出し、大騒ぎする。
そして、徐々に事故の規模を縮小させていく。
その実例として、地下貯水槽から最大167トンの汚染水が漏れが上げられる。
→この汚染水漏れは、地下貯水槽から最大167トンの汚染水が漏れたとされた今年4月の出来事を思い起こさせる。当時東電は慌てて漏出量を算定し、これを公表したが、数週間後には、慎重なダブルチェックの末に、数十リットルに大幅に下方修正した。
しかし
国民は最初の報道の印象が強いため、300トンの汚染水漏洩は重大事故だと錯覚する。
なぜ 東電はタンクの汚染水漏洩を大げさにしたいのか?
東電は今回のタンクの汚染水漏洩事故で大きな利益を得た。
その利益とは
汚染水のタンク保管について、国の予算をつけてもらったことである。
平時なら、
汚染水のタンク保管に税金を投入するには、国民世論の反対でできない。
しかし、緊急事態を演出することで、いつの間にか税金が東電に入れられることに誰も反対するものがなく、
すんなりと国費=税金が東電に投入されることになった。
このことは
遮水壁の建設と同じ構図。
『凍土遮水壁』の関連費用
→2014年度予算の概算要求に盛り込む方向。
遮水壁の建設もいつのまにか国費=税金が東電に投入されることになっていた。
東電が300トン漏洩事故で受けた恩恵
① 貯蔵タンクから放射性物質を含む汚染水が約300トン漏れていた問題
→菅義偉官房長官は茂木敏充経済産業相に対して今年度予算の予備費の活用も含めて財政措置もできる限りのことを行うよう指示した。
② 放射性物質を取り除く装置(ALPS)にも国費投入。
→安倍晋三首相は28日茂木敏充経済産業相はこの日、汚染水から放射性物質を取り除く装置(ALPS)について「増設が必要なら、国が責任を持つ」と述べ、国費投入を検討する考えを明らかにした。
今回のタンク漏洩事故は東電に計り知れない利益をもたらし、「東電の大勝利」と言える。
参考ブログ
http://fkuoka.blog.fc2.com/blog-entry-858.html
ついに国費投入!! 福島原発、汚染水対策
要するに手のうちようのなくなった東京電力、やる気のない対応で国の関与を引き出したということであれば、東電の大勝利、
東電の事故処理責任は不明瞭化したことになり、事故処理負担は明確に国民負担となりました。
東電の破綻処理を行わずに、税金を投入することへの疑問。
評論家も汚染水が300トン漏れしたと騙されている。
それでは
「東電の大勝利」をもたらした300トンの漏洩事故は本当にあったのか?
一夜での300トンの漏洩事故は無かったと考えるのが妥当。
① 30日のニュースで東電はタンクの漏れている場所と穴の大きさを推定している。
6時間で5トン減った。
底から漏れた。
故に
一日で漏れる量は20トン。
一日で300トン漏洩報道と矛盾する。
東電が漏れた箇所と穴の大きさを明確に推定したことは、一日で300トン漏洩は誤りだったと認めたことを意味する。
http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY201308300327.html
約300トンの汚染水が漏れた問題で、東電は30日、穴は長さ2・5センチ、幅1ミリのすき間状とする推定。
漏れが発覚したのは今月19日。翌20日にタンク内の水位の減り具合を測ったところ、6時間で5トン減ったことから穴の大きさを推定。
穴は、タンク底部にある、鋼板をボルトで締めた継ぎ目付近にあると東電は見ている。
② 原子力規制委員会の田中委員長も300トン漏洩は間違いだったと気が付き始めた。
http://realtime.wsj.com/japan/2013/08/29/%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E9%95%B7%E3%80%81%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB3%E3%81%AB%E9%81%95%E5%92%8C%E6%84%9F%EF%BC%9D%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA/
田中委員長は会見で、「あれは300トンではなくて実は違いましたという話になるかもしれない」と述べた。
同委員長は「300トンというのは大変な量の水だ。毎日のように巡回して、気がつかなかったとすると、一体何でだと、私の頭は混迷の度合いを深めている」と述べるとともに、「あまり望ましいことではないけれども、本当によく調べてみたら、実は違いました、もっと少ないですとか、そういう話になると、(INESのレベル3という評価を)変えざるをえなくなるかもしれない」と語った。
③ 東電の広報担当者は今回の漏出について、「300トンという数字を(実測したわけではなく)計算で出したのは間違いないが、今後修正するかどうかは何とも言えない」と述べた。
④ 今回の漏洩で、規制庁の保安検査官がつなぎ目を調べたものの、水が漏れた形跡は確認できなかった。汚染水がタンク周囲の各所で確認されたことから、産業技術総合研究所の安原正也主任研究員は「タンク底部のコンクリートを抜けて、浸み出したと考えるのが自然」と指摘。
⑤ 当方も一夜での300トンの漏洩がなかったと思う。
8月19日午前11時に、せき内側で水たまりが一つしかなかった。
このことから
一夜での300トンの漏洩がなかったと推定できる。
なぜなら
8月18日の午後5時の係員の巡回時には全く水たまりはなかった。
8月19日午前11時頃に、係員の巡回時に水たまりを発見。
せきの内側→深さ1~2センチの水たまりが1つだけあった。
それから13時間後の8月20日の0時
せき内側の水たまりは4トンに増えていた。
→仮設タンクに回収した量 は 4トン(4m3)
19日午前11時から8月20日の0時までの間で
タンクから漏れた汚染水の量は13トン。
(1時間当たり1トンがタンクから漏れている。
ゆえに
19日午前11時頃から13時間経過したので
1トンの漏洩x13時間の計算で
13トンの漏れがあったと推定できる。)
タンクから13トン漏洩で
せき内側のコンクリート上に4トンの水たまりが出来たということ。
300トンの漏れについても、同じ割合で考えるならば、
タンクからの漏洩で、一定量の水たまりができるはず。
少な目に考えても
19日午前11時頃には、100トン以上の水たまりが出来ていたはず。
(例え、その内からせきの外に流れたとしても、数十トンの水たまりはできる。)
ところが、
実際には、せき内側の水たまりは、深さ1~2センチの水たまりが一つしかなかった。
一夜で、300トンが漏洩したなら、せき内には100トンを超える水たまりがあってもおかしくないが、小さな水たまりしか無かったということは、
一夜での300トン漏洩はなかったということになる。
H4タンクエリアにおける漏洩について
8月18日午後5時に巡回したときは水溜りが全く無かった。
パトロールの動線から、パトロールでは周囲一体を見ていたことになる。
8月18日午後5時時点で水溜りは無かった。
19日午前11時頃のパトロールで水溜りを発見。
せきの設備の外側→縦横3メートル程度、深さ1センチほどの水たまりを確認。
せきの内側→深さ1~2センチの水たまりがあったという。

19日16時時点
19日11時のパトロールから5時間後には、もう「せき内のタンク周辺に水たまりエリア」が出来ている。
植草一秀氏
事業者である東電は、法的整理する以外に道はない。
法的整理することによって、東電関係の責任がまず法に則って処理されることになる。
この処理があって、初めて国費=血税投入が正当化されることになる。
何が問題であるかと言うと、東電の経営者責任、株主責任、債権者責任が問われていないことなのだ。
この責任処理をせずに、巨大な国費=血税を投入することは許されない。
ところが、今回の事故の結果
東電の破綻処理をしないで、破綻処理の議論も無しに
国費=税金の投入が、一方的に決定された。
この「東電の大勝利」をもたらした汚染水漏れ事故は偶然起こったのだろうか?
有り得ない事故の状況。多くの謎が残されたままの事故。
300トンの汚染水が一夜にして漏洩することは有り得ない。
300トンが少しづつ漏れていたなら、数ヶ月以上もれていたことになる。
数ヶ月間、巡視員は漏れに気がつかないなど有り得ない。
例えば、一日1リットルの微量のもれがあったとする、
巡視員はすぐに漏れを見つけられないとしても、何日か後には必ず見つける。漏れた汚染水は、炎天下で蒸発したとしても、蒸発せずに残った汚染水が蓄積して、やがて大きな水たまりとなり、巡視員は見逃さずに発見するはずである。
それより
そもそも初めから300トン少なかったのではないか?
タンクからの漏れではないとすると、120リットルの汚染水の水たまりがなぜ一夜にしてできたのか?
この事故は偶然ではなく、故意では無いのかと推測するのは私だけだろうか。
今年4月、地下貯水槽から最大167トンの汚染水が漏れたとされた出来事があった。
当時東電は慌てて漏出量を算定し、これを公表した。
しかし、数週間後には、慎重なダブルチェックの末に、数十リットルに大幅に下方修正した。
8月29日 田中委員長「あれは300トンではなくて実は違いましたという話になるかもしれない」
タンクが満杯であったことを前提として漏出量を算定した。
→今更 前提が違えば漏出量が変わってくると言い出してきた。

東京電力は8月20日、福島第1原発のタンクから高濃度の汚染水が漏れていた問題で、タンクからの漏えい量が約300トンに上ると発表した。
原子力規制委員会は8月28日、汚染水が約300トン漏れた問題について、
国際原子力事象評価尺度(INES)に基づく評価を「レベル3(重大な異常事象)」とすることを決めた。
(原子力規制庁によると、漏れた放射性物質の量を単純に計算すると約24兆ベクレル。)
しかし
「レベル3(重大な異常事象)」の評価にはクレームがついた。
→IAEAは規制委に対し、メルトダウン以降に発生している様々な事態について個別の評価を下していない中、なぜ今回の汚染水漏れだけが評価に値するのかと疑問を呈した。
INESに基づいた評価が下されたことがない中で、なぜ今回の事態を評価したがるのか、
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/disaster/2964715/11258152
IAEAは300トン汚染水漏洩問題を無理やり、大げさにしたがる日本の姿勢に疑問を抱いている。
メデイアの報道も最初から一夜にして、300トンの汚染水が漏れたと衝撃的な伝え方をした。
そのため
日本国内は300トンの汚染水漏れのニュースで大騒ぎとなった。
しかし
最近、風向きが変わってきた。
一夜にして、300トンの汚染水が漏れが起こったのではない、
長期間にわたって少しずつタンクから漏れ出していたと。
一夜にして、300トンの汚染水が漏れたとわざと大騒ぎさせたのは、
そこには、深い意図があったと思われる。
東電は初めに大きな事故を演出し、大騒ぎする。
そして、徐々に事故の規模を縮小させていく。
その実例として、地下貯水槽から最大167トンの汚染水が漏れが上げられる。
→この汚染水漏れは、地下貯水槽から最大167トンの汚染水が漏れたとされた今年4月の出来事を思い起こさせる。当時東電は慌てて漏出量を算定し、これを公表したが、数週間後には、慎重なダブルチェックの末に、数十リットルに大幅に下方修正した。
しかし
国民は最初の報道の印象が強いため、300トンの汚染水漏洩は重大事故だと錯覚する。
なぜ 東電はタンクの汚染水漏洩を大げさにしたいのか?
東電は今回のタンクの汚染水漏洩事故で大きな利益を得た。
その利益とは
汚染水のタンク保管について、国の予算をつけてもらったことである。
平時なら、
汚染水のタンク保管に税金を投入するには、国民世論の反対でできない。
しかし、緊急事態を演出することで、いつの間にか税金が東電に入れられることに誰も反対するものがなく、
すんなりと国費=税金が東電に投入されることになった。
このことは
遮水壁の建設と同じ構図。
『凍土遮水壁』の関連費用
→2014年度予算の概算要求に盛り込む方向。
遮水壁の建設もいつのまにか国費=税金が東電に投入されることになっていた。
東電が300トン漏洩事故で受けた恩恵
① 貯蔵タンクから放射性物質を含む汚染水が約300トン漏れていた問題
→菅義偉官房長官は茂木敏充経済産業相に対して今年度予算の予備費の活用も含めて財政措置もできる限りのことを行うよう指示した。
② 放射性物質を取り除く装置(ALPS)にも国費投入。
→安倍晋三首相は28日茂木敏充経済産業相はこの日、汚染水から放射性物質を取り除く装置(ALPS)について「増設が必要なら、国が責任を持つ」と述べ、国費投入を検討する考えを明らかにした。
今回のタンク漏洩事故は東電に計り知れない利益をもたらし、「東電の大勝利」と言える。
参考ブログ
http://fkuoka.blog.fc2.com/blog-entry-858.html
ついに国費投入!! 福島原発、汚染水対策
要するに手のうちようのなくなった東京電力、やる気のない対応で国の関与を引き出したということであれば、東電の大勝利、
東電の事故処理責任は不明瞭化したことになり、事故処理負担は明確に国民負担となりました。
東電の破綻処理を行わずに、税金を投入することへの疑問。
評論家も汚染水が300トン漏れしたと騙されている。
それでは
「東電の大勝利」をもたらした300トンの漏洩事故は本当にあったのか?
一夜での300トンの漏洩事故は無かったと考えるのが妥当。
① 30日のニュースで東電はタンクの漏れている場所と穴の大きさを推定している。
6時間で5トン減った。
底から漏れた。
故に
一日で漏れる量は20トン。
一日で300トン漏洩報道と矛盾する。
東電が漏れた箇所と穴の大きさを明確に推定したことは、一日で300トン漏洩は誤りだったと認めたことを意味する。
http://www.asahi.com/national/update/0830/TKY201308300327.html
約300トンの汚染水が漏れた問題で、東電は30日、穴は長さ2・5センチ、幅1ミリのすき間状とする推定。
漏れが発覚したのは今月19日。翌20日にタンク内の水位の減り具合を測ったところ、6時間で5トン減ったことから穴の大きさを推定。
穴は、タンク底部にある、鋼板をボルトで締めた継ぎ目付近にあると東電は見ている。
② 原子力規制委員会の田中委員長も300トン漏洩は間違いだったと気が付き始めた。
http://realtime.wsj.com/japan/2013/08/29/%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%A7%94%E5%93%A1%E9%95%B7%E3%80%81%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB3%E3%81%AB%E9%81%95%E5%92%8C%E6%84%9F%EF%BC%9D%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E5%8E%9F%E7%99%BA/
田中委員長は会見で、「あれは300トンではなくて実は違いましたという話になるかもしれない」と述べた。
同委員長は「300トンというのは大変な量の水だ。毎日のように巡回して、気がつかなかったとすると、一体何でだと、私の頭は混迷の度合いを深めている」と述べるとともに、「あまり望ましいことではないけれども、本当によく調べてみたら、実は違いました、もっと少ないですとか、そういう話になると、(INESのレベル3という評価を)変えざるをえなくなるかもしれない」と語った。
③ 東電の広報担当者は今回の漏出について、「300トンという数字を(実測したわけではなく)計算で出したのは間違いないが、今後修正するかどうかは何とも言えない」と述べた。
④ 今回の漏洩で、規制庁の保安検査官がつなぎ目を調べたものの、水が漏れた形跡は確認できなかった。汚染水がタンク周囲の各所で確認されたことから、産業技術総合研究所の安原正也主任研究員は「タンク底部のコンクリートを抜けて、浸み出したと考えるのが自然」と指摘。
⑤ 当方も一夜での300トンの漏洩がなかったと思う。
8月19日午前11時に、せき内側で水たまりが一つしかなかった。
このことから
一夜での300トンの漏洩がなかったと推定できる。
なぜなら
8月18日の午後5時の係員の巡回時には全く水たまりはなかった。
8月19日午前11時頃に、係員の巡回時に水たまりを発見。
せきの内側→深さ1~2センチの水たまりが1つだけあった。
それから13時間後の8月20日の0時
せき内側の水たまりは4トンに増えていた。
→仮設タンクに回収した量 は 4トン(4m3)
19日午前11時から8月20日の0時までの間で
タンクから漏れた汚染水の量は13トン。
(1時間当たり1トンがタンクから漏れている。
ゆえに
19日午前11時頃から13時間経過したので
1トンの漏洩x13時間の計算で
13トンの漏れがあったと推定できる。)
タンクから13トン漏洩で
せき内側のコンクリート上に4トンの水たまりが出来たということ。
300トンの漏れについても、同じ割合で考えるならば、
タンクからの漏洩で、一定量の水たまりができるはず。
少な目に考えても
19日午前11時頃には、100トン以上の水たまりが出来ていたはず。
(例え、その内からせきの外に流れたとしても、数十トンの水たまりはできる。)
ところが、
実際には、せき内側の水たまりは、深さ1~2センチの水たまりが一つしかなかった。
一夜で、300トンが漏洩したなら、せき内には100トンを超える水たまりがあってもおかしくないが、小さな水たまりしか無かったということは、
一夜での300トン漏洩はなかったということになる。
H4タンクエリアにおける漏洩について
8月18日午後5時に巡回したときは水溜りが全く無かった。
パトロールの動線から、パトロールでは周囲一体を見ていたことになる。
8月18日午後5時時点で水溜りは無かった。
19日午前11時頃のパトロールで水溜りを発見。
せきの設備の外側→縦横3メートル程度、深さ1センチほどの水たまりを確認。
せきの内側→深さ1~2センチの水たまりがあったという。

19日16時時点
19日11時のパトロールから5時間後には、もう「せき内のタンク周辺に水たまりエリア」が出来ている。

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しかし回答は得られずそのままの状態とか
日本ポリグルでは公開実験することも伝えたそうです
しかし東電ではフランスの会社に委託したそうです
日本ポリグルではプラント受注後90日~120日で完工
1日5000トンの汚染処理が可能
1トン500円~700円だそうです
プラントの処理費用は90億円東工大のデータで100%近い除洗能力があるそうです
海外にトンズラした東電責任者に、なぜ能力が落ちる高費用の海外の会社に決定したのか真意を是非聞きたいです
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どう漏れたかの問題ではない。

継ぎ目のあるタンクを使用し続けた無責任管理が問題。
要するに、やる気がなかったということだろう。
国民をバカにするのもいい加減にしろ。

オリンピックどころでないべや
福島の原発汚染水問題深刻のようです。
五輪誘致騒ぎどころではない。
日本人は汚染に不感症になってるようだが、外国では日本政府の対応を神経質に見守っている。
外国では日本人が考えている以上に、福島問題を深刻に考えているようです。

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