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東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”⑦→「津波から5時間半後の1号機メルトダウン説」の疑惑(報道ステーション)

先日7月23日放送の報道ステーションで

「津波発生後5時間半での1号機メルトダウン」が誤っている可能性がある。
圓山重直教授(東北大学)が独自の解析を行い、明らかにした。

1号機のメルトダウンは津波後5時間半ではなく、翌日12日の朝の可能性がある。

翌日12日の朝にメルトダウンが始まったとしたら、原子炉の損傷は有り得ないことになる。

圧力容器貫通=メルトスルーも有り得ないことになる。


東電がこの一年ずっと唱えてきた「早期メルトダウンのシナリオ」に狂いが生じてくる。

この重要なニュースがさりげなく、取り上げられ、あまり注目されずに消え去ってしまっていいのだろうか?




報道ステーションの要約

非常用冷却装置がある程度は機能し、炉心の水が残っていた条件で,
その後の炉心の圧力や温度を分析した。
その結果、実際に事故現場に残されていた実測値と矛盾しなかった。


1号機の崩壊シナリオは大幅に変わってくる。
崩壊はかなり遅まっただろうと、そうすると、メルトダウンの規模も小さくなっただろう。

メルトダウンの時期は東電の発表よりかなり遅くなってくる。

事故翌日12日の朝になってからの可能性がでてくる。

東電は圓山重直教授の解析について
→不十分さは認めるものの、再度の解析は行なっていない。





昨年5月15日の衝撃の報道
津波から5時間半後の午後9時には温度が2800℃に達し、メルトダウンが始まった


「東京電力」は15日、福島第一原子力発電所の1号機が東日本大震災で津波に襲われた数時間後に核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が始まっていたとの分析結果を明らかにし、波紋が広がっている。

 東京電力は15日、職員からの聞き取り調査やデータの分析を進め、その結果を発表した。それによると、津波が発生した3月11日午後3時半過ぎには、炉心を冷やすための電源が全て失われ、原子炉の水位が急激に下がり始めたという。午後6時頃には、燃料の一部露出が始まり、午後7時半には燃料棒が全て露出する「全露出状態」となった。炉心の温度は融点である1800℃を超えて、燃料棒の被覆管が溶け始め、津波から5時間半後の午後9時には温度が2800℃に達し、メルトダウンが始まったとみられている。燃料棒は、3月12日には大半が溶け落ちて圧力容器の底にたまったとみられている。



7月23日報道ステーション
東電は水位計が壊れていたと主張していた。
しかし、実際は水位計は壊れていなかったと思われる。

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2011年05月15日東京電力記者会見
「メルトダウンは19時50分以前」




圓山重直教授(東北大学)によって間違っている可能性があると指摘された解析。
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http://news24.jp/articles/2011/05/16/07182794.html
5時間半後にはメルトダウン 波紋広がる
< 2011年5月16日 12:59 >ブックマーク
 「東京電力」は15日、福島第一原子力発電所の1号機が東日本大震災で津波に襲われた数時間後に核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が始まっていたとの分析結果を明らかにし、波紋が広がっている。

 東京電力は15日、職員からの聞き取り調査やデータの分析を進め、その結果を発表した。それによると、津波が発生した3月11日午後3時半過ぎには、炉心を冷やすための電源が全て失われ、原子炉の水位が急激に下がり始めたという。午後6時頃には、燃料の一部露出が始まり、午後7時半には燃料棒が全て露出する「全露出状態」となった。炉心の温度は融点である1800℃を超えて、燃料棒の被覆管が溶け始め、津波から5時間半後の午後9時には温度が2800℃に達し、メルトダウンが始まったとみられている。燃料棒は、3月12日には大半が溶け落ちて圧力容器の底にたまったとみられている。
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