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東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺” →なぜメルトスルーで国民を騙したのか?

福島原発1号機、2号機、3号機はメルトダウンの可能性は高いが、メルトスルーはしていない。

東電が原子炉メルトスルーの可能性を認めたのは、もっと深刻な冷却材喪失事故=地震による配管損傷を隠蔽するため。

先日6月27日、福島1号機で格納容器内→毎時10シーベルトの放射能が計測されたというセンセーショナルな報道も隠蔽工作の一環?


東電が“罠”を仕掛けた。

“罠”=“メルトスルー”

多くの人びと、そして専門家がその罠にはまっている。

これまでに東電が公表してきた各種データから判断するかぎり、少なくとも1号機に関しては、地震発生時に原子炉系配管が冷却材喪失事故を起こした可能性がきわめて高い。

原子炉系配管の冷却材喪失事故はなんとしても隠蔽しなければ、ならない。
=地震問題を覆い隠さなければならない。

隠蔽するための東電の騙しの方法
→超特急メルトダウンからメルトスルーに進展という目眩まし

メルトダウンが起きて原子炉圧力容器の“どこかに”穴が開いたことにする。

 その穴から、メルトダウンが進行している原子炉圧力容器内部の高温、高圧のガスが、猛烈と格納容器に噴出する。そのため格納容器の圧力が急上昇する。


メルトスルーで国民に大騒ぎさせ、真の原因である地震問題を覆い隠す。



国と東電が、できることなら永遠に遠ざけておきたい話は、東電・福島第一原発1~3号機の重要な設備や機器が、“想定外”の大津波とは無関係に、「地震動」によって重大な損傷を負ったとすることだ。

なぜなら、もし福島第一原発1~3号機のいずれか一つにおいてでも、たとえばなにがしかの重要な配管が地震動で破損し、その破損部から冷却材が格納容器に噴出するような「冷却材喪失事故」(LOCA)が起きていたことがわかれば、「原発中枢構造の耐震脆弱性」という、地震国日本の原発の安全性を根底から揺るがす深刻な問題が浮上するからだ。

そしてそうなれば、津波対策と電源対策を既存の原発の運転再開・運転継続の条件としている現政府の基本方針が根本的な見直しをせまられるだろうし、中部電力・浜岡原発を動かすことは、事実上永久にできなくなるだろう。

 しかし、いつまでも事実を覆い隠すことはできまい。

これまでに東電が公表してきた各種データから判断するかぎり、少なくとも1号機に関しては、地震発生時に原子炉系配管が冷却材喪失事故を起こした可能性がきわめて高い。

5月15日の日曜日、東電は緊急記者会見を開き、「シミュレーション解析」を行った結果、1号機はかなり早い時期に「メルトダウン」(東電はこの言葉を、溶けた燃料棒が炉底に落ちる、という意味で使っているようだ)が起きたと説明した。

 東電が言わなくてもメルトダウンが起きたことは誰が考えても明らかだったが、東電がついにそれを“公式”に認めたということからか、いまもなおこのメルトダウン会見は一般の人びとにかなり肯定的、好意的に受け取られているようだ。

しかしあの記者会見は明らかに東電の“罠”である。

多くの人びとがその罠にはまっている。


東電のシミュレーションの騙しのテクニック
メルトダウンが起きて原子炉圧力容器の“どこかに”穴が開いたのだ。

 その結果、その穴から、メルトダウンが進行している原子炉圧力容器内部の高温、高圧のガスが、猛烈と格納容器に噴出する。そのため格納容器の圧力が急上昇する
――これが東電のシミュレーションの騙しのテクニックだ。

 超特急メルトダウンという目眩ましを使い、地震問題を巧みに覆い隠した“悪しきシミュレーション”以外の何物でもない。

原子炉の水位の実測値と解析結果の度し難い解離が、そのなによりの証拠である。


メルトスルーとは

燃料の大部分が溶融し、高温により圧力容器の底が溶かされて燃料が容器の底を突きぬけ、格納容器に落ちることをメルトスルー(溶融貫通)と呼ぶ。



今年2012年に3月と6月に仕掛けた“東電の罠”?

センセーショナルな放射線量が公表されている。

2012年6月27日
福島原発1号機の格納容器内→毎時10.3シーベルト(1万300ミリ・シーベルト)

2012年3月28日
福島原発2号機の格納容器内→毎時73シーベルト(7万2900ミリシーベルト)

しかし

昨年3月14日朝
1号機と3号機の格納容器内は、放射線量が、毎時167シーベルトを計測していた。

2号機は、燃料が露出した15日朝には62・7シーベルト。

福島原発1号機、福島原発2号機の放射線量は事故当時と変わっていないか、明らかに減少している。

しかし 東電やマスコミは高い放射線量を誇張し、燃料が格納容器内に落ちている=メルトスルーであるかのように錯覚させる報道を行った。




06293.jpg


2011年5月12日 核燃料の大半溶け圧力容器に穴 
福島第一原発1号機の圧力容器の状態
 東京電力は12日、東日本大震災で爆発事故を起こした
福島第一原発1号機の核燃料が溶けて原子炉圧力容器の底にたまって穴が開き、水が漏れていることを明らかにした。燃料を冷やすために入れている水が圧力容器の2割以下しかたまっていなかった。
溶けた燃料が格納容器に漏れ出ている可能性も否定できないとしている


小出助教も騙された。


元原発技術者菊地洋一さん



東日本巨大地震が発生した11日、東京電力福島第一原子力発電所で、稼働中だった1号機棟内にいた男性作業員の証言から、建物内が激しく損壊した様子が初めて明らかになった。

 この作業員は、同原発の整備などを請け負う会社に勤務。昨夏からたびたび同原発で作業しており、地震があった11日は、稼働していた1号機の建物内のうち、放射能汚染の恐れがなく防護服を着用する必要がないエリアで、同僚数人と電機関係の作業をしていた。

 「立っていられないほどの強い揺れ。横向きに振り回されている感じだった」。地震発生の午後2時46分。上階で作業用クレーンや照明などの機器がガチャンガチャンと激しくぶつかり合う音も聞こえた。「これは普通じゃない揺れだと直感した」

 建物内の電気が消え、非常灯に切り替わった。「その場を動かないように」という指示が聞こえたが、
天井に敷設されていた金属製の配管の継ぎ目が激しい揺れでずれ、水が勢いよく流れてきた。「これはやばい水かもしれない。逃げよう」。誰かが言うのと同時に、同僚と出口がある1階に向けて階段を駆け降りた。



http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=1159


『原子力資料情報室通信』第445号(2011/7/1)より

“想定外”のためなら何でもする 東電、

「シミュレーション解析」騙しのテクニック

田中三彦(サイエンスライター)


可能性が高い、1号機「冷却材喪失事故」

 国と東電が、できることなら永遠に遠ざけておきたい話は、東電・福島第一原発1~3号機の重要な設備や機器が、“想定外”の大津波とは無関係に、「地震動」によって重大な損傷を負ったとすることだ。なぜなら、もし福島第一原発1~3号機のいずれか一つにおいてでも、たとえばなにがしかの重要な配管が地震動で破損し、その破損部から冷却材が格納容器に噴出するような「冷却材喪失事故」(LOCA)が起きていたことがわかれば、「原発中枢構造の耐震脆弱性」という、地震国日本の原発の安全性を根底から揺るがす深刻な問題が浮上するからだ。そしてそうなれば、津波対策と電源対策を既存の原発の運転再開・運転継続の条件としている現政府の基本方針が根本的な見直しをせまられるだろうし、中部電力・浜岡原発を動かすことは、事実上永久にできなくなるだろう。
 しかし、いつまでも事実を覆い隠すことはできまい。これまでに東電が公表してきた各種データから判断するかぎり、少なくとも1号機に関しては、地震発生時に原子炉系配管が冷却材喪失事故を起こした可能性がきわめて高い
。図1は、5月16日に東電が公表したデータをもとに、地震発生後の1号機の「原子炉水位」(核燃料頂部「TAF」(注1)までの水位)の変化と、「格納容器の圧力」(注2)の変化とを、一つの図に収めて描いたものである。この図を使いながら、私が推測している福島第一原発1号機の大まかな「冷却材喪失事故シーケンス」を以下に記す(注3)。




シミュレーション解析、騙しのテクニック

 配管破損による冷却材喪失事故が起きて大量の水蒸気が格納容器(ドライウェル)に噴出し、圧力抑制室に向かったが、水力学的動荷重や地震時のスロッシングによって構造物が破壊されたり圧力抑制機能が喪失したりした結果、水蒸気の体積凝縮が起こらず、格納容器の圧力が0.74MPa(約7.4気圧)まで上昇した、というのが、“1号機事故の最大の謎”に対する答えであるように思える。
 一方、5月15日の日曜日、東電は緊急記者会見を開き、「シミュレーション解析」を行った結果、1号機はかなり早い時期に「メルトダウン」(東電はこの言葉を、溶けた燃料棒が炉底に落ちる、という意味で使っているようだ)が起きたと説明した。
 東電が言わなくてもメルトダウンが起きたことは誰が考えても明らかだったが、東電がついにそれを“公式”に認めたということからか、いまもなおこのメルトダウン会見は一般の人びとにかなり肯定的、好意的に受け取られているようだ。しかしあの記者会見は明らかに東電の“罠”である。多くの人びとがその罠にはまっている。
シミュレーション解析というものは、解析条件(つまり入力データ)次第で結果はどうにでも変わる。しかし、東電がいわば“超特急のメルトダウン”を認めたということに人びとは驚き、どのような条件下でシミュレーション解析が行われたのかを問う人は、ほとんどいない。
 繰り返し述べれば、1号機の事故プロセスの最大の謎は、なぜ格納容器の圧力が0.74MPa(約7.4気圧)まで上昇したかである。東電も当然、まずLOCAを考えたはずだ。何がどうなると格納容器の圧力が0.74MPaまで上がるかをいろいろ考えたはずだ。解析者の頭の中を、Mark
-I型圧力容器の「未解決の安全問題」が過ぎったはずだ。地震時のスロッシングの問題も過ぎったにちがいない。しかし、こうしたことをシミュレーション解析で扱うわけにはいかない。もしそれを扱えば、それは「地震」を問題にしたことになるからだ。もしそれでうまくシミュレーションできたりしたら、いまでも全国で10のMark-I型格納容器が使われているから(東電・福島原発を除く)、ただちに大問題になってしまう。
 東電が行ったシミュレーション解析には、地震による影響はいっさい考慮されていない。では、東電はどのようにして格納容器の“異常な”圧力上昇をシミュレーション解析で実現したのだろうか。図3と図4にその答えがある。図3を見ると、原子炉水位が猛スピードで落ちている(そうなるように入力条件を設定しているからだが、紙幅の関係で詳しい説明を省く)。そうなると、燃料棒は早々とメルトダウンするだろう。実際、図4を見ると、地震発生から約15時間後に「RPV破損」と記されている。つまり、メルトダウンが起きて原子炉圧力容器の“どこかに”穴が開いたのだ。
 その結果、その穴から、メルトダウンが進行している原子炉圧力容器内部の高温、高圧のガスが、猛烈と格納容器に噴出する。そのため格納容器の圧力が急上昇する(図4参照)――これが東電のシミュレーションの騙しのテクニックだ。
 超特急メルトダウンという目眩ましを使い、地震問題を巧みに覆い隠した“悪しきシミュレーション”以外の何物でもない。原子炉の水位の実測値と解析結果の度し難い解離が、そのなによりの証拠である。







http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110406-OYT1T00589.htm?from=top

1号機、燃料集合体の7割が損傷と推定
福島原発
 東京電力は6日、福島第一原発1~3号機の格納容器内の放射線計測値を正式に発表した。


 1号機と3号機では、核燃料が一部露出した3月14日朝には、放射線量が、通常運転時の10万倍に達する毎時167シーベルトまで上昇していた。

 このデータを基に、燃料に小さな穴や亀裂が生じた割合を計算すると、1号機では燃料集合体400体の約70%が損傷していると推定された。2号機は同548体の約30%、3号機は同548体の約25%が損傷したとみられる。

 放射線計測装置は、事故時の燃料損傷を監視するために常設されている。被災後、計測できなかったが、復旧作業に伴い、14日以降のデータが明らかになった。1、3号機より事故の進行が遅かった2号機は、14日朝は放射線量も通常の毎時0・001シーベルトにとどまっていたが、燃料が露出した15日朝には62・7シーベルトに上昇。

(2011年4月6日13時59分 読売新聞)



http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5066754.html
東京電力は、福島第一原発1号機の原子炉建屋の地下に初めて内視鏡カメラを入れ、汚染水がたまっている内部を撮影しました。

 これは内視鏡カメラが撮影した映像で、配管が腐食したり、はがれた塗装やサビが水中を漂っている様子が映っています。画面に見える白い斑点は強い放射線によるノイズです。

 この場所は、原子炉建屋の圧力抑制室がある地下1階で、汚染水がおよそ5メートルたまり、水温は32度から37度でした。放射線量が最も高かった水の表面は毎時10.3シーベルトで、人間が1時間いれば死に至る極めて高い線量ですが、途中で線量計が故障したため、水深が深い部分は測定できませんでした。

 今回の調査で、東京電力は、圧力抑制室の破損箇所を特定したいとしていましたが、映像では特定できなかったということです。(27日20:04)


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120627-OYT1T01115.htm?from=top
福島第一1号機、建屋内で過去最大の線量計測

福島原発
 東京電力は27日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉建屋地下で、建屋内では過去最大の放射線量となる毎時1万300ミリ・シーベルトを計測したと発表した。


 作業員の年間被曝
ひばく
限度である50ミリ・シーベルトにわずか約20秒で達し、約6分で嘔吐
おうと
などの急性症状が出る。廃炉に向け、建屋地下では汚染水の漏えい場所の特定や修復が必要だが、東電は「作業員が入れるレベルではなく、ロボットを使った難しい作業になる」と話す。

 計測は、配管が通る1階の貫通口から内視鏡と線量計を入れて実施。地下階には、格納容器下部の「圧力抑制室」があるが、カメラでは損傷は確認できなかった。汚染水の深さは約5メートルで、線量は地下階に入った段階で約30倍の毎時625ミリ・シーベルトにはね上がり、汚染水の水面近くで最高を記録した。2、3号機の建屋地下階の10倍以上の線量になる。東電は「1号機は炉心損傷が最も深刻で、放射性物質が地下に多く流れ込んだ」と分析する。

(2012年6月27日23時03分 読売新聞)




http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1671.html
2号機格納容器 水位は60センチ
NHK 3月26日 20時45分

東京電力福島第一原子力発電所の2号機で内視鏡を使って格納容器の内部を調べる2回目の調査が行われ、
容器の底から60センチしか水がたまっていないことが分かりました。

東京電力は水温などから、「格納容器に溶け落ちた核燃料は冷やされていると考えている」としています。

内視鏡を使った調査はことし1月に続いて2回目で、
前回、2号機の格納容器にたまっている汚染水の水位が確認できなかったことから、
今回は前回より10メートル長い内視鏡を使い内部を撮影しました。

その結果、格納容器内の水位は底から60センチしかないことが分かりました。


2号機では、原子炉を冷やすためにいまも1時間当たり8.8トンの水が注入され、
東京電力はこれまで格納容器の水位は3メートルほどあるとみていましたが、
予想以上に水がたまっていないことから、
「格納容器の下部にある圧力抑制室などから建屋に漏れているのではないか」としています。

また、格納容器の底に溶け落ちているメルトダウンした燃料の冷却については、
「たまっている水の温度が48度ほどなので、燃料は冷やされていると考えている」としています。
今回の事故で2号機では、去年3月15日の朝に格納容器内の圧力が急激に低下し、
東京電力は、何らかの破損があったとみていますが、詳しいことは分かっていません。

松本純一:
いわゆる冷却出来ていないとは私どもは思っていません。
滞留水の水温としましては48.5度から50度と。
この程度の温度が観測されているという意味であれば、
ま、ほぼ格納容器の中に落ちた燃料デブについては、この60センチ程度の水で、ま、
冷やされているというふうに判断しています。

2号機では去年3月15日に格納容器内の圧力が急激に低下。
東京電力は何らかの破損があったとみていますが、詳しい事は分かっていません。

今後、福島第一原発の廃炉に向けては、格納容器の損傷か所を特定して修理し、
水を満たして溶け落ちた燃料を取り出す計画で、
水位が予想よりかなり低いことが分かったことで今後の作業は困難が予想されます。

専門家“残念な結果だ”

福島第一原発の2号機で内視鏡を使った調査した結果
容器の底から60センチしか水がたまっていないことが分かったことについて、
原子炉の設備や構造に詳しい法政大学の宮野廣客員教授は、
「東京電力はこれまで水位は3メートルあると予測していたのでずいぶん水が少ないという印象だ。
水位が60センチということは、
水が漏れている格納容器の損傷か所は容器の底から60センチの高さより下にあると推測される。
ただ損傷か所の大きさや範囲については注水量を増やして水位の変化などを詳しく分析してみないと
推測するのは難しい」と指摘しています。

そのうえで「たとえ水位が60センチ程度でも、
底に溶け落ちた燃料が水をかぶっていれば安全上の問題はないと考えられる。
温度が50度ということは燃料は冷やされているとみられる。
ただ、今後の廃炉作業では格納容器の損傷か所を修理して水で満たさなければならないため
作業は困難が予想され、残念な結果だと言える」と話しています。



2号機格納容器内部7万2900ミリシーベルト(福島第一原子力発電所)6分で死にます。内視鏡が耐えられるのは14時間。(東電公開動画あり)



2号機 格納容器内の映像 2012年3月27日


福島第一原発2号機の格納容器の内部の動画が3月27日公開されました。
格納容器の貫通部から垂らした内視鏡の映像。
中央に白く見えるのは熱電対という温度計。
左側のの黄色い部分は格納容器の壁。
高さ6メートルの足場を過ぎ、深さ60センチメートルの溜まり水に到達します。
水はほぼ透明で、細かい堆積物が靄のように溜まっています。
内部の放射線量は最大で約7万3000ミリシーベルト/毎時
溶け落ちた燃料は確認できなかった。

が、
東京電力は、水の中に浸かっているという見方を示している。


http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-1680.html
格納容器内7万2900ミリシーベルト 福島2号機 6分で人死ぬ量
東京新聞 2012年3月28日 07時11分

東京電力は27日、福島第一原発2号機の格納容器内で、
最大で毎時7万2900ミリシーベルトの極めて高い放射線量が計測されたと発表した。

この値の場所に6分ほどいるだけで人間は100%死亡する。

炉心溶融(メルトダウン)した核燃料が原子炉を壊し格納容器にまで溶け落ちていることが、高線量の原因。
これほどの値だと、ロボットでも長時間の作業は難しい。
政府や東電は30~40年後に廃炉を実現する計画だが、大きな狂いが生じる可能性もある。

格納容器に開けた穴から線量計を入れて計測した。
底部からは4~7メートルの高さで、内壁から50センチと一メートル離れた位置の上下計8カ所で測ったところ、
3万1100~7万2900ミリシーベルトを計測した。

通常、原子炉が停止した状態では、
格納容器内の線量は0.1ミリシーベルト程度で、いかに異常な状態かが分かる。

26日に内視鏡で撮影された映像を見ると、
上にある原子炉から大量の水が降り注いでおり、炉に穴が開いている状況がうかがえる。
水は格納容器の損傷部から高濃度汚染水となって建屋地下に流れ込んでいる。

格納容器の壁面では塗装がはがれたり、浮き上がっている場所も多く、事故当初の過熱や腐食の影響とみられる。
カメラが水をかぶっている間は映像はクリアだが、水がなくなると画面いっぱいにノイズが広がる。
高い放射線によるものだ。

問題は、この高い線量が廃炉に与える悪影響だ。
東電は格納容器内の作業にはロボットを多用する計画だが、
ロボットも本体は耐えられても、作動を制御する電子回路などが放射線で壊れる。
今回の計測に使った内視鏡も十四時間程度しか耐えられない。

東電の松本純一原子力・立地本部長代理は
「高線量に耐えられる機器を開発する必要がある」と語った。

政府は昨年暮れ、原発内では事故が収束したと宣言したが、実情は厳しい。




http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110316-OYT1T00550.htm
 強い横揺れで天井のパイプがずれ、大量の水が漏れてきた――。


 東日本巨大地震が発生した11日、東京電力福島第一原子力発電所で、稼働中だった1号機棟内にいた男性作業員の証言から、建物内が激しく損壊した様子が初めて明らかになった。

 この作業員は、同原発の整備などを請け負う会社に勤務。昨夏からたびたび同原発で作業しており、地震があった11日は、稼働していた1号機の建物内のうち、放射能汚染の恐れがなく防護服を着用する必要がないエリアで、同僚数人と電機関係の作業をしていた。

 「立っていられないほどの強い揺れ。横向きに振り回されている感じだった」。地震発生の午後2時46分。上階で作業用クレーンや照明などの機器がガチャンガチャンと激しくぶつかり合う音も聞こえた。「これは普通じゃない揺れだと直感した」

 建物内の電気が消え、非常灯に切り替わった。「その場を動かないように」という指示が聞こえたが、天井に敷設されていた金属製の配管の継ぎ目が激しい揺れでずれ、水が勢いよく流れてきた。「これはやばい水かもしれない。逃げよう」。誰かが言うのと同時に、同僚と出口がある1階に向けて階段を駆け降りた。






http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105120174.html

核燃料の大半溶け圧力容器に穴 1号機、冷却に影響も
2011年5月12日13時46分

福島第一原発1号機の圧力容器の状態
 東京電力は12日、東日本大震災で爆発事故を起こした福島第一原発1号機の核燃料が溶けて原子炉圧力容器の底にたまって穴が開き、水が漏れていることを明らかにした。燃料を冷やすために入れている水が圧力容器の2割以下しかたまっていなかった。溶けた燃料が格納容器に漏れ出ている可能性も否定できないとしており、今後の原子炉の冷却作業は大幅に遅れる見通しだ。

 東電はこれまで、1号機の原子炉の核燃料の損傷度を55%とし、燃料を覆う被覆管が損傷して燃料の一部が溶けているが、燃料集合体としての形は維持していると説明していた。燃料が溶けて本来の形を維持していない状態と認めたのは初めて。

 1号機では現在、原子炉を冷やすため、燃料の上部まで格納容器を冠水させる作業をしている。格納容器の水を外付けの冷却装置につないで循環させて冷やす予定だが、溶けた燃料が格納容器に漏れ出ているなら、超高濃度に汚染された水を循環させることになり、漏れがあれば汚染が広がる危険がある。

 東電は今回、圧力容器の水位計を修理して、改めて測定したところ、値が出なかった。測定限界である原子炉底部から約4メートルの位置より下に水位があり、燃料が通常ある場所より下にあることを意味する。

 圧力容器は高さ20メートルで容積360立方メートル。現在は毎時8トンのペースで、これまで1万立方メートル以上注水したが、容器の2割程度以下しかたまっていない計算だ。

 東電によると、溶けた燃料が圧力容器の底に落下、その熱で制御棒を動かす棒を入れる管の溶接部などに亀裂が入り、圧力容器の底から大量の水が漏れている可能性があり、3千トンの水が行方不明になっている。

 東電原子力・立地本部の松本純一本部長代理は「実際には燃料は形状を保っておらず、大半が溶けて底にたまっているとみられる。底にわずかにたまった水で燃料が冷やされていると考えられる」と説明。また、「核燃料が圧力容器の外に漏れているとは考えていないが、可能性は否定できない」とも話した。

 燃料が溶け、格納容器の損傷の可能性も高いことから、東電では、注水量の変更など作業の見直しをすることにしている。

 また、経済産業省原子力安全・保安院も、燃料が溶けて圧力容器の底にたまる「メルトダウン」が1号機で起きた可能性が否定できないとしている。(坪谷英紀)

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