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大爆発した1号機と3号機の燃料体は初めから極端に減らされていた?

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9月19日原発6万人デモ
http://p.twipple.jp/FTH5U
09201.jpg


原子炉建物の外見を見る限り、2号機が一番被害が少ない。
1号機、3号機の方が被害が深刻である。

1号機から3号機まですべてメルトダウンしている。
それなら、単純に考えれば、燃料体の入っている量が多いほど放射性物質の放出量が多いはず。


誰でも予想することは、
大気中への放射性物質の放出量が大きいのは
3号機>1号機>2号機 

しかし
被害が最も少ないと思われる2号機からの、大気中への放射性物質の放出量が圧倒的に多い?

つまり、見方を変えれば、1号機と3号機の放射性物質の放出量が圧倒的に少ない。

なぜ2号機の放射性物質の放出量が圧倒的に多いのか?
ストロンチウム90の放出量だけが3号機が多いのはなぜか?


各原子炉に入っているはずの燃料体。
1号機では燃料集合体400体。
2号機は同548体。
3号機は同548体。
(燃料体は原子炉にほぼ同じ量入っている。)

素人の考えですが
2号機の放射性物質の放出量が圧倒的に多いのではなく、1号機と3号機の燃料体は初めから入っていた量が極端に少なかったのでは?

1号機と3号機が大爆発することが前もって分かっていたので、想定以上の被害を出さないために燃料体を極端に減らしていたかのようです。



燃料体の損傷は2号機が圧倒的に多いということはない。
むしろ1号機の損傷が大きい。
↓ ↓
4月6日読売新聞
1号機では燃料集合体400体の約70%が損傷していると推定された。
2号機は同548体の約30%、
3号機は同548体の約25%が損傷したとみられる。



政府の放射性物質の核種ごとの試算値。
 (大気中への放射性物質の放出量 )
       
   テラベクレル=1兆ベクレル


セシウム137の放出量
福島第一原発1号機      五九〇テラベクレル
福島第一原発2号機  一万四〇〇〇テラベクレル
福島第一原発3号機      七一〇テラベクレル

ヨウ素131
福島第一原発1号機  一万二〇〇〇テラベクレル
福島第一原発2号機 一四万テラベクレル
福島第一原発3号機  七万テラベクレル

ストロンチウム90
福島第一原発1号機       六テラベクレル
福島第一原発2号機      四八テラベクレル
福島第一原発3号機      八五テラベクレル

プルトニウム238
福島第一原発1号機           五億八千万ベクレル
福島第一原発2号機         一八〇億ベクレル
福島第一原発3号機           二億五千万ベクレル





http://www.meti.go.jp/press/2011/06/20110606008/20110606008-2.pdf
09191.jpg

福島原発1号機
09192.jpg

福島原発2号機
09193.jpg

福島原発3号機
09194.jpg


1号機
出力 46.0万 kw
燃料 二酸化ウラン
約 69 t / 年

2号機
出力 78.4万 kw
燃料 二酸化ウラン
約 94 t / 年

3号機
出力 78.4万 kw
燃料 MOX燃料 (プルサーマル):3割程度
二酸化ウラン
約 94 t / 年

4号機
出力 78.4万 kw
燃料 二酸化ウラン
約 94 t / 年




http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110406-OYT1T00589.htm
1号機、燃料集合体の7割が損傷と推定

福島原発
 東京電力は6日、福島第一原発1~3号機の格納容器内の放射線計測値を正式に発表した。


 1号機と3号機では、核燃料が一部露出した3月14日朝には、放射線量が、通常運転時の10万倍に達する毎時167シーベルトまで上昇していた。

 このデータを基に、燃料に小さな穴や亀裂が生じた割合を計算すると、1号機では燃料集合体400体の約70%が損傷していると推定された。2号機は同548体の約30%、3号機は同548体の約25%が損傷したとみられる。

 放射線計測装置は、事故時の燃料損傷を監視するために常設されている。被災後、計測できなかったが、復旧作業に伴い、14日以降のデータが明らかになった。1、3号機より事故の進行が遅かった2号機は、14日朝は放射線量も通常の毎時0・001シーベルトにとどまっていたが、燃料が露出した15日朝には62・7シーベルトに上昇。

(2011年4月6日13時59分 読売新聞)

http://d.hatena.ne.jp/chamuchamu/20110826/1314336416
福島第一放出セシウム137 広島原爆168個分
東京新聞 - 2011年8月25日

 政府が、東京電力福島第一原発の1~3号機事故と、一九四五年の広島への原爆投下で、それぞれ大気中に飛散した放射性物質の核種ごとの試算値をまとめ、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出していたことが分かった。半減期が約三十年と長く、食品や土壌への深刻な汚染を引き起こすセシウム137の放出量を単純比較すると、福島第一原発からの放出量は広島原爆一六八・五個分に相当する。

 福島第一原発事故は今年六月の国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に対する日本政府報告書、広島原爆については「原子放射線の影響に関する国連科学委員会二〇〇〇年報告」を基に試算されている。

 セシウム137の放出量は、福島第一原発1~3号機が一万五〇〇〇テラベクレル(テラは一兆)、広島原爆が八九テラベクレル。このほかの主な核種では、福島事故で大量に飛散したヨウ素131(半減期約八日)は、福島が一六万テラベクレル、広島が六万三〇〇〇テラベクレルで、福島は広島原爆約二・五個分。半減期が約二十八年と長く、内部被ばくの原因となるストロンチウム90が、福島が一四〇テラベクレル、広島が五八テラベクレルで、広島原爆約二・四個分となる。

 ただ、政府は特別委に対し、福島事故と広島原爆との比較自体には「原子爆弾は爆風、熱線、中性子線を放出し、大量の殺傷、破壊に至らしめるもの。放射性物質の放出量で単純に比較することは合理的ではない」と否定的な考えを示している。

 試算値は川内博史衆院科学技術・イノベーション推進特別委員長が八月九日の同委員会で「広島型原爆の何発分かを政府として正確に出してほしい」と要求していた。

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