郵便不正事件の証拠改ざんを前田恒彦検事の上司も知っていた。

今後は組織的な関与の有無の解明が焦点となる。

複数の同僚検事にデータを書き換えたことを漏らし、
当時の検事正や次席検事ら幹部にも報告が上がっていたことが22日、大阪地検関係者への取材で分かった。

当時の大坪弘道特捜部長(現京都地検次席検事)ら地検幹部が、改ざんを把握しながらも調査せずに隠ぺいを図った可能性も出てきた。

大坪検事は、検察の裏金を告発した三井環公安部長を逮捕して名を挙げた人物。
大阪地検特捜部長 大坪弘道が、 検察のウラ金作りを告発しようとして口封じ逮捕された、三井環氏の、 収賄罪や公務員職権濫用罪などの起訴要件固めを担当した検事であった。


検察関係者によりますと、前田検事は、ことし2月ごろ、同僚の検事からデータを意図的に書き換えたのではないかと指摘され、トラブルになっていたことがわかりました。これに対し前田検事は、元係長がデータを改ざんしていないか調べていただけで書き換えは行っていないと主張したということです。このトラブルは、大阪地検の幹部にも報告されたということですが、特に問題にされなかったということです。

前田検事の地検側への説明によると、東京地検特捜部に応援に行っていた1月下旬、同僚検事に電話で「(上村被告側へのFD返却直前の昨年7月に)データを変えてしまった可能性がある」と打ち明けたという。この時期は、郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で起訴された厚生労働省の元局長村木厚子氏(54)の初公判の直後だった。
 当時の特捜部幹部に対しても、電話で同じ内容を報告したという。
 前田検事はその後、この幹部から「地検幹部らに報告した」と聞いたが、どのように報告されたかについては知らないと地検の調査に答えたという。

一方、検察関係者によると、当時、特捜部内では前田検事がデータを書き換えたとのうわさが広まっていた。地検幹部は朝日新聞の取材に対し「書き換えという報告は聞いていない」と答えている。

朝日新聞の取材に応じた検察関係者が「前田検事から『村木(元局長)による部下への指示が6月上旬との見立てに合うようにデータを書き換えた』と聞いた」と話すなど、地検内部では改ざんに関するうわさが一部で広がっていた



前田主任検事は改ざんしたことを今年2月に上司に伝えていた。
前田恒彦主任検事→大坪弘道部長(現京都地検次席検事)→玉井英章次席検事(現・大阪高検次席検事)→小林敬検事正







http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010092202000193.html
地検幹部、改ざん把握 厚生労働省の文書偽造事件
2010年9月22日 夕刊
 厚生労働省の文書偽造事件で押収した証拠品を改ざんしたとして、最高検に証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部の主任検事前田恒彦容疑者(43)が今年2月、同僚検事らにフロッピーディスク(FD)の記録を書き換えたことを漏らし、当時上司の大坪弘道特捜部長(現・京都地検次席検事)にも伝わっていたことが、検察関係者への取材で分かった。
 特捜部長は、玉井英章次席検事(現・大阪高検次席検事)や地検トップの小林敬検事正らにも報告していたとみられ、地検幹部らが証拠改ざんを把握しながら、放置していた可能性も出てきた。最高検は当時の幹部らから事情を聴き、組織的な関与の有無について捜査を進める。
 関係者によると、無罪が確定した厚労省の村木厚子元局長(54)の起訴から約半年後の今年2月、前田容疑者は、元係長上村勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=宅から押収したFDに記録されていた郵便料金割引制度の適用を認める偽証明書の作成日について、特捜部や裁判を担当する公判部の検事に「更新日時を変えてしまった」と話した。直後から、地検内ではこの話がうわさになったという。
 前田容疑者は逮捕前の地検の聴取に改ざんを認め、「中身を書き換えて遊んだ際に、FDの日付も変えてしまった」と説明したという。
 前田容疑者は、FDに残っていた偽証明書の作成日について「更新日時2004年6月1日」とされていた記録を、大阪地検執務室内のパソコンで「更新日時04年6月8日」に書き換えた疑いが持たれている。



http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100922/t10014123001000.html

書き換え指摘され同僚とトラブル
9月22日 4時9分
大阪地検特捜部の主任検事が押収した証拠のデータを改ざんした疑いで、21日夜、逮捕された事件で、この主任検事は、ことし2月ごろ、同僚の検事からデータを意図的に書き換えたのではないかと指摘され、トラブルになっていたことが検察関係者への取材でわかりました。このトラブルは大阪地検の幹部にも報告されたということで、最高検察庁は大阪地検の対応に問題があったとみて、当時の幹部らから事情を聴くなど、調べを進めています。
大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)は、厚生労働省の村木元局長の無罪が確定した郵便の割引制度をめぐる事件で、押収したフロッピーディスクのデータを改ざんしたとして、21日夜、証拠隠滅の疑いで逮捕されました。問題のフロッピーディスクは、うその証明書を作成したとされる厚生労働省の元係長の自宅から押収されたもので、うその証明書のデータが保存されていましたが、データの最終的な更新日時が押収されたあと書き換えられていました。書き換えられたあとのデータは、村木元局長がうその証明書の作成を指示したという検察が描いた事件の構図に矛盾がないことになり、最高検は前田検事が事件の構図に合うようにデータを書き換えた疑いがあるとしています。検察関係者によりますと、前田検事は、ことし2月ごろ、同僚の検事からデータを意図的に書き換えたのではないかと指摘され、トラブルになっていたことがわかりました。これに対し前田検事は、元係長がデータを改ざんしていないか調べていただけで書き換えは行っていないと主張したということです。このトラブルは、大阪地検の幹部にも報告されたということですが、特に問題にされなかったということです。最高検察庁は、大阪地検の対応に問題があったとみて、当時の幹部や同僚らから事情を聴くとともに前田検事がデータを書き換えた動機などについて捜査を進めています。



http://www.gifu-np.co.jp/news/zenkoku/main/CN20100922010001011135384.shtml

FD日付改ざん組織的隠ぺいか 地検幹部に報告 逮捕の検事
 主要/2010年09月22日 11:35 
 厚生労働省の文書偽造事件で押収資料を改ざんしたとして最高検に証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部の主任検事前田恒彦容疑者(43)が今年2月、複数の同僚検事にデータを書き換えたことを漏らし、当時の検事正や次席検事ら幹部にも報告が上がっていたことが22日、大阪地検関係者への取材で分かった。

 当時の大坪弘道特捜部長(現京都地検次席検事)ら地検幹部が、改ざんを把握しながらも調査せずに隠ぺいを図った可能性もあり、最高検の捜査チームは組織的な関与の有無について幹部らの事情聴取を進める。

 地検関係者によると、無罪が確定した厚労省元局長の村木厚子さん(54)の初公判が開かれた直後の今年2月ごろ、前田容疑者は特捜部長や公判部の検事らに、元係長上村勉被告(41)=虚偽有印公文書作成・同行使罪で公判中=宅から押収したフロッピーディスク(FD)の更新日付について「改ざんしてしまった」と話していた。検事正や次席検事には特捜部長を通じて報告された。


http://www.asahi.com/national/update/0922/OSK201009210156.html

改ざん「上司に報告」 前田容疑者、村木氏初公判の直後

2010年9月22日3時0分

 証拠隠滅容疑で逮捕された大阪地検特捜部検事の前田恒彦容疑者(43)が地検の内部調査に対し、「今年1~2月に当時の特捜部幹部や同僚に押収したFDのデータを書き換えてしまったかもしれないと伝えた」と説明していることがわかった。検察関係者が朝日新聞の取材に対して明らかにした。

 前田検事の地検側への説明によると、東京地検特捜部に応援に行っていた1月下旬、同僚検事に電話で「(上村被告側へのFD返却直前の昨年7月に)データを変えてしまった可能性がある」と打ち明けたという。この時期は、郵便割引制度をめぐる偽の証明書発行事件で起訴された厚生労働省の元局長村木厚子氏(54)の初公判の直後だった。

 当時の特捜部幹部に対しても、電話で同じ内容を報告したという。

 前田検事はその後、この幹部から「地検幹部らに報告した」と聞いたが、どのように報告されたかについては知らないと地検の調査に答えたという。

 一方、検察関係者によると、当時、特捜部内では前田検事がデータを書き換えたとのうわさが広まっていた。地検幹部は朝日新聞の取材に対し「書き換えという報告は聞いていない」と答えている。




http://www.asahi.com/national/update/0922/OSK201009210151.html

組織的関与の有無、焦点に 地検改ざん事件

2010年9月22日1時2分
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 最高検が異例の早さで大阪地検特捜部の前田恒彦・主任検事(43)の逮捕に踏み切った。現職検事が刑事裁判の根幹となる客観証拠を改ざんしたとされる前代未聞の事件。今後は組織的な関与の有無の解明が焦点となる。

 前田検事が改ざんしたとされるFDのデータは、厚労省元局長の村木厚子氏(54)が事件に関与したのかどうかを見極めるために必要な証拠だった。朝日新聞の取材に応じた検察関係者が「前田検事から『村木(元局長)による部下への指示が6月上旬との見立てに合うようにデータを書き換えた』と聞いた」と話すなど、地検内部では改ざんに関するうわさが一部で広がっていた。

 こうした改ざんが前田検事だけで行われたのか、地検幹部や同僚が改ざん疑惑をいつ把握し、どう対応したのか――などの疑問に対し、最高検が応えることができなければ検察組織への信頼回復はあり得ない。

 検察への不信が募る中、「最高検が『身内』の捜査にあたることで真実が解明できるのか」「中立的な立場の弁護士など第三者の目で捜査をチェックすることも必要だ」との見方も出ている。組織のウミを出す機会を逃さず、誰もが納得する捜査を遂げることが求められている。(板橋洋佳)
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