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東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”⑧→「メルトダウン→メルトスルー」シナリオが歓迎される理由

震災発生後の3月17日以降、日本政府は米国政府から派遣された「アドバイザー」デイヴィッド・ウォーラー(IAEAのナンバー3)が、直接、命令と指図を与えて、それで、福島第一原発の事故と放射能漏れの大事件の処理と対応に当たらせていた。
http://quasimoto.exblog.jp/15087824/


福島原発事故の実態を知っているのは、東電とアメリカだけ。
当然、彼らにとって都合のいいシナリオを考える。
最大の利益を得るシナリオを考える。

最大の利益を得るシナリオこそ、「メルトダウン→メルトスルー」シナリオだったのではないか。
「メルトダウン→メルトスルー」シナリオとは
早期にメルトダウンを認めることで、圧力容器の損傷、最悪メルトスルーしたと思わせるシナリオ。

事故と放射能漏れの処理と対応を指揮していたのは、デイヴィッド・ウォーラー=IAEA=アメリカ政府であるから、
「メルトダウン→メルトスルー」シナリオは東電や日本政府が考えたものではないと思われる。


「メルトダウン→メルトスルー」シナリオの実行は簡単。
人は危機に陥った場合、より悪い方向に物事を考えてしまう傾向にある。
メルトダウンでないと報道されれば、メルトダウンしているのではないかと。
だから
メルトダウンを認めれば、それより悪い事態を考え、何も報道されていなくても、既にメルトスルーしていると思ってしまう。

メルトダウンの可能性をさりげなく示唆するだけで、「メルトダウン→メルトスルー」シナリオは実行できる。



「メルトダウン→メルトスルー」シナリオを取れば、深刻で、大きな事故となり、事故収束の期間も長くなる。
さらに事故収束の費用も膨大になる。
技術的にも、困難を極めるものとなる。


「メルトダウン→メルトスルー」シナリオ。
利益を受けるのは東電とアメリカ。
東電とアメリカのために貢献するのが日本政府、マスコミ。
騙された専門家、識者、関係者
損失を受けるのは日本国民。


「メルトダウン→メルトスルー」シナリオで原発事故の主因を津波のせいにすることができる。
しかし
それだけでなく、他にも理由がある。


簡単なことを簡単に処理しても尊敬され、信頼されない。
複雑で難しい事を、処理すれば、信頼と尊敬を得られる。

無能な人でも尊敬と、信頼を得る方法がある。
簡単な事を、難しく、複雑な事だと思わせればいい。
そしてわざと手間とお金をかけて、苦労したと思わせる演技をしながら、問題を解決する。
その結果、簡単な事をしただけなのに、尊敬と信頼を得られる。
しかし、このような行為は詐欺そのものである。

福島原発の原子炉はどちらかの状態にある。

1 燃料棒が圧力容器内に存在する
2 燃料棒が圧力容器から落ちて、メルトスルーしている


どちらの状態にあるかは、事故が収束し、原子炉の蓋を開けない限りだれもわからない。

東電にとっては、「2の状態」の方が望ましい。
「2の状態」の方が望ましいなら、「2の状態」にあると宣言すればいい。
(例え1の状態にあっても、蓋を開けない限りわからないのだから、非難されない。)

昨年の4/19 福島原発 枝野官房長官1~3号機「メルトダウンにならない」



枝野大臣がメルトダウンしていないと言っていた。
しかし、
突然、東電はメルトダウンを認め、既にメルトスルーしているかのように思わせる発言を行った。



数年、あるいは数十年後に、福島原発事故でメルトスルーした燃料棒を処理し、事故収束させれば、東電はその事故処理の結果を国民に高く評価されるだろう。
その事故処理が難しく困難であればあるほど、評価が高まる。
事故処理を完全に行うことは原発推進の明らかな追い風となる。

原発事故収束の工程表が作られている。
この工程表も、東電の評価を高める手段だと思われる。
国民はメルトスルーしている原子炉を工程表通りに進めていくことは不可能だと思っている。
しかし、本当は「1の状態」にある原子炉は工程表通りに進めることが十分できるはずです。
工程表通りに進めていくことをアピールすることで、東電の技術力への信頼が回復されていく。


また事故処理を通して、国際的にも東電の技術力が、逆に高く評価され、原発の輸出にもその成果を利用できる。


外国資本=多国籍企業にとっても、「2の状態」が望ましい。

原発事故が過大に評価されれば、事故収束までの費用も過大に見積もられ、余分な費用をかすめ取ることも可能になる。

また、燃料がメルトスルーしていることは、社会に大きな不安を与える。
大きな社会不安は外国資本にとっては逆に大きなチャンス。
狡猾な外国資本=多国籍企業は日本社会の混乱つけ込み、利益をあげるように、活動を行う。


メルトスルーの不安は様々なところに既に現れている。

輸出においては、日本の製品、生産物の評価を落とす。
円の値下がり。
株価の値下がり。
首都圏の地価の値下がり。
首都の移転計画

上記の日本の不安定要素こそ、狡猾な外国資本にとっては望ましい状態



なお「ロシア連邦原子力企業のロスアトムの報道官は事故が過大評価だと指摘している。

同社のノビコフ報道官は、最新の事故評価では事故の危険性が過大評価され、これまでの過小評価と同じく不適切であるとし、その背後には「政治」的な要素が隠されていると主張した。
炉心溶融は実際はレベル5だ。最悪レベルに認定されれば、必ず何らかの影響がある」と同報道官は見ている。




http://news.livedoor.com/article/detail/5491158/
ロシア、「福島原発事故はレベル5 政治要素で過大評価」

2011年04月14日20時31分


 ロシア連邦原子力企業のロスアトムの報道官はこのほど、福島第1原発の事故評価を最悪の「レベル7」に引き上げたのは「間違い」だと指摘した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
 同社のノビコフ報道官は、最新の事故評価では事故の危険性が過大評価され、これまでの過小評価と同じく不適切であるとし、その背後には「政治」的な要素が隠されていると主張した。「炉心溶融は実際はレベル5だ。最悪レベルに認定されれば、必ず何らかの影響がある」と同報道官は見ている。
 ロシア科学院原子力安全発展問題研究所のラファエル・アルチューニヤン副所長もこの見方に賛成で、「福島の地元住民に与える影響を見ると、レベル4にも達していない」と話した。(編集担当:米原裕子)
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東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”⑦→「津波から5時間半後の1号機メルトダウン説」の疑惑(報道ステーション)

先日7月23日放送の報道ステーションで

「津波発生後5時間半での1号機メルトダウン」が誤っている可能性がある。
圓山重直教授(東北大学)が独自の解析を行い、明らかにした。

1号機のメルトダウンは津波後5時間半ではなく、翌日12日の朝の可能性がある。

翌日12日の朝にメルトダウンが始まったとしたら、原子炉の損傷は有り得ないことになる。

圧力容器貫通=メルトスルーも有り得ないことになる。


東電がこの一年ずっと唱えてきた「早期メルトダウンのシナリオ」に狂いが生じてくる。

この重要なニュースがさりげなく、取り上げられ、あまり注目されずに消え去ってしまっていいのだろうか?




報道ステーションの要約

非常用冷却装置がある程度は機能し、炉心の水が残っていた条件で,
その後の炉心の圧力や温度を分析した。
その結果、実際に事故現場に残されていた実測値と矛盾しなかった。


1号機の崩壊シナリオは大幅に変わってくる。
崩壊はかなり遅まっただろうと、そうすると、メルトダウンの規模も小さくなっただろう。

メルトダウンの時期は東電の発表よりかなり遅くなってくる。

事故翌日12日の朝になってからの可能性がでてくる。

東電は圓山重直教授の解析について
→不十分さは認めるものの、再度の解析は行なっていない。





昨年5月15日の衝撃の報道
津波から5時間半後の午後9時には温度が2800℃に達し、メルトダウンが始まった


「東京電力」は15日、福島第一原子力発電所の1号機が東日本大震災で津波に襲われた数時間後に核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が始まっていたとの分析結果を明らかにし、波紋が広がっている。

 東京電力は15日、職員からの聞き取り調査やデータの分析を進め、その結果を発表した。それによると、津波が発生した3月11日午後3時半過ぎには、炉心を冷やすための電源が全て失われ、原子炉の水位が急激に下がり始めたという。午後6時頃には、燃料の一部露出が始まり、午後7時半には燃料棒が全て露出する「全露出状態」となった。炉心の温度は融点である1800℃を超えて、燃料棒の被覆管が溶け始め、津波から5時間半後の午後9時には温度が2800℃に達し、メルトダウンが始まったとみられている。燃料棒は、3月12日には大半が溶け落ちて圧力容器の底にたまったとみられている。



7月23日報道ステーション
東電は水位計が壊れていたと主張していた。
しかし、実際は水位計は壊れていなかったと思われる。

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2011年05月15日東京電力記者会見
「メルトダウンは19時50分以前」




圓山重直教授(東北大学)によって間違っている可能性があると指摘された解析。
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http://news24.jp/articles/2011/05/16/07182794.html
5時間半後にはメルトダウン 波紋広がる
< 2011年5月16日 12:59 >ブックマーク
 「東京電力」は15日、福島第一原子力発電所の1号機が東日本大震災で津波に襲われた数時間後に核燃料が溶け落ちる「メルトダウン」が始まっていたとの分析結果を明らかにし、波紋が広がっている。

 東京電力は15日、職員からの聞き取り調査やデータの分析を進め、その結果を発表した。それによると、津波が発生した3月11日午後3時半過ぎには、炉心を冷やすための電源が全て失われ、原子炉の水位が急激に下がり始めたという。午後6時頃には、燃料の一部露出が始まり、午後7時半には燃料棒が全て露出する「全露出状態」となった。炉心の温度は融点である1800℃を超えて、燃料棒の被覆管が溶け始め、津波から5時間半後の午後9時には温度が2800℃に達し、メルトダウンが始まったとみられている。燃料棒は、3月12日には大半が溶け落ちて圧力容器の底にたまったとみられている。

東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”⑥→スリーマイル原発事故でもメルトスルーは起こらなかった!

炉心溶融=メルトダウンは原子炉の蓋を開けなければ、わからない。
ところが、福島原発事故では早々と炉心溶融を認めた。

福島原発2号機、3号機は数日間は冷却できていたので、崩壊熱は極端に減少している。

炉心溶融=メルトダウンの可能性が疑われるのは福島1号機


炉心溶融は事故の直後に起こる。

スリーマイル事故の炉心溶融も事故の直後から起こった。

原子炉が止まった直後から2時間半の間に起こった。

(事故発生後2時間20分、運転員はようやく加圧器逃し弁の元弁を閉じ、冷却材の流出は止まったが、炉心は約3分の2が露出しており、大きな損傷を受けつつあった。3時間半たって運転員はECCSを短時間起動し、炉心はようやく再冠水したが、その時までに炉心は大きな損傷を受けた。)

スリーマイル事故の終息宣言は事故発生後16時間に行われた。
(格納容器内に水素の一部を放出して16時間後に冷却材ポンプ1台の運転に成功し、事故は収束に向かった。)

→事故発生後16時間もたてば、崩壊熱による炉心溶融は起こりえないので、終息宣言が行われた。
(下図によれば、崩壊熱は約九分の一になる。)



福島原発は沸騰水型原子炉なので、スマイル原発より炉心溶融になりにくい。
(スリーマイルは加圧水型原子炉で、加圧水型原子炉は炉心溶融の状態になりやすい。)

福島原発の沸騰水型原子炉は制御棒が下にある。このため燃料棒の下には水が溜まる構造になっている。



2011年3月26日 槌田敦・元名城大教授の講演


2012年槌田敦・元名城大教授の講演



炉心溶融が事故の直後に起こる理由
→崩壊熱は直後が一番高いから
津波が来るまでの30分間(3時30分)で崩壊熱は五分の一にまで減少
福島1号機の崩壊熱は92.0MW→19.1MW

http://d.hatena.ne.jp/arc_at_dmz/20110319/nc_plant_decay_heat
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水の中に赤熱した燃料ペレットが落ちる。

→燃料ペレットが落ちると水蒸気が発生。

→圧力容器の圧力が上がる。

このような燃料ペレットの崩落は、落ちた燃料ペレットがそのまま水で冷やされることから
燃料ペレットは溶けずに、ペレットのまま水の中に積み重なっているはず。





福島1号機は3月11日22時~23時頃に大量の燃料ペレットの崩落があったと見られる。
→3月11日22時~23時頃にはメルトダウンはしていない
7時間以上メルトダウンしていないので、すでに崩壊熱も急激に減少している。


http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120312_02-j.pdf
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東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”⑤→津波到達後5時間半で、メルトダウン(全核燃料露出)の嘘

12日午前5時50分頃に淡水の注入が始まる。
それまでの時間燃料棒の露出時間が長い程、燃料棒のダメージが大きくなる。

燃料棒の全露出時間を長く思わせる解析は、燃料棒のダメージを大きく見せたい意図があるように思う。



福島1号機の原子炉水位計の校正が行われ、水位から、津波到達後数時間で、1号機の燃料棒が全露出したとされた。
(2011年5月15日)

以降、国民は1号機が地震当日にメルトダウンし、そして翌日メルトスルーにまで発展していると思わされた。

しかし

水位の急落はメルトダウンを早めたい東電の「悪しきシュミレーション」から導かれた嘘であると思う。

なぜなら、水位の急落が、圧力容器の圧力急落を伴っていないから。



2011年5月15日に、以前発表された福島1号機の水位グラフは間違いだとされた。

水位計の誤差を校正した結果、福島1号機の水位の急落が地震直後から起こっていた。

東日本大震災による津波到達後5時間半で、原子炉内の核燃料が冷却水からすべて露出し、燃料溶融に至ったとの暫定的な解析結果を発表。

東電の発表によると、午後6時ごろに核燃料の頭頂部まで水位が下がり「燃料の一部露出」が始まった。同時に炉心の温度は急激に上昇した。

 約1時間半後(午後7時半)には、全長約4メートルの燃料棒の水につかっている部分が完全になくなる「全露出」状態となった

翌12日には核燃料がすべて原子炉圧力容器の底に崩れ落ちた。



○東電が、こちらが正しい解析と発表
→メルトダウンを早めるために「悪しきシュミレーション」を行った。

津波到達後5時間半で、原子炉内の核燃料が冷却水からすべて露出し、燃料溶融に至ったとの暫定的な解析結果
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しかし

福島1号機の原子炉圧力容器の圧力グラフと格納容器の圧力グラフを分析すれば、矛盾がある。


津波直後から19時ころまでに水位が急落したということ。
水位の急落は、燃料の崩壊熱による。
蒸発した水が圧力容器の外に出ない限り、水位は下がらない。

その過程は下記のようになる。

崩壊熱で水が蒸発

→原子炉圧力容器から水蒸気が出て行く

→その時、原子炉圧力容器の圧力が急落

→また格納容器の圧力が急増


福島1号機の原子炉水位の急落(5時間半で燃料棒の全露出)で起こること
水蒸気が圧力容器から出て行くので
圧力容器の圧力が急落する。
格納容器の圧力が急上昇する。




下記の福島1号機のグラフを見ると。

津波直後から19時ころまで

圧力容器は
津波直後から19時ころまで圧力容器の圧力は急増し、圧力が高いまま維持
している。

格納容器は
格納容器の圧力は低い位置に留まっている。




圧力容器の圧力が急落し始めたのは11日19時~20時ごろ。
11日19時~20時ごろに配管が大きく破損?
このとき水位も急落したと思われる。

津波直後から19時ころまで圧力容器の圧力は急増し、圧力が高いまま維持している。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120312_02-j.pdf
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津波直後から、19時ころまで格納容器の圧力は低い位置に留まっている。
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×東電は、この解析は間違いだと発表
→しかしこちらの解析が正しいと思われる。

燃料が溶融したのは3月12日だとした解析。
1号機の炉心水位の低下傾向を確認したのは11日午後9時半ごろで、

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水位が下がり始めたのは11日19時以降。
蒸気があふれた。
蒸気の発生は主蒸気配管しか考えられない。
主蒸気配管の破損拡大の結果
主蒸気配管から蒸気が噴出す。
→圧力容器の圧力減少
→水位急落


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http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105150256.html


1号機、津波の5時間半後には燃料溶融 東電解析で判明
2011年5月15日23時37分
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福島第一原発1号機の圧力容器の3月11日時点での状態

1号機原子炉内の水位の変化
 東京電力は15日、東電福島第一原子力発電所1号機が、東日本大震災による津波到達後5時間半で、原子炉内の核燃料が冷却水からすべて露出し、燃料溶融に至ったとの暫定的な解析結果を発表した。

これまで燃料が溶融したのは3月12日だとしてきた。事故対策の前提となる現状把握が大幅に狂っていたことになる。今後の対策検証にも影響を与えそうだ。

 福島第一原発は、3月11日午後2時46分の震災発生直後に原子炉が自動停止。地震で外部から電力を得る設備も被害を受け停電した。さらに同3時30分ごろに津波をかぶり、非常用発電機なども被害を受け、炉心を冷やすために必要な電源をすべて失った。

 このため炉心では核燃料からの熱(崩壊熱)によって冷却水が徐々に失われていく事態に陥った。

 東電の発表によると、午後6時ごろに核燃料の頭頂部まで水位が下がり「燃料の一部露出」が始まった。同時に炉心の温度は急激に上昇した。

 約1時間半後には、全長約4メートルの燃料棒の水につかっている部分が完全になくなる「全露出」状態となった
。核燃料を包む金属の筒(被覆管)は、炉心の中央下にあるものから融点の1800度を超えて溶け始め、20分ほどで炉心中央上部が溶けて崩落。午後9時には燃料ペレットが溶け始める2800度に達したと思われる。翌12日には核燃料がすべて原子炉圧力容器の底に崩れ落ちた。

 東電はこれまで、1号機の炉心水位の低下傾向を確認したのは11日午後9時半ごろで、12日午前9時前に炉心が「一時冷却水から全部露出した」としてきた。

 しかし、今回の解析では、津波が到達してから15時間20分後の12日朝に炉心が完全に溶融(メルトダウン)していたことになる。解析ではほぼ1日分、事態の進行が速かった。

 東電は、現在の1号機の炉心状態について「燃料は崩れたが注水により水の中にあるとみられ、安定的に冷却されている。今後大規模な放射性物質の放出につながるようなことにはならない」と強調する。

 一方、これまでの評価結果との大幅なずれについて、東電本店の川俣晋・原子力品質安全部長は「事故当時、各種計器の値が正しいのか確信はなかった。今回も必要な情報がすべて得られているわけではない。暫定的な解析結果だ」とするにとどめた。

 東電は、今後も調査を進めて1号機の炉心状態の把握に努めるとし、2号機と3号機についても解析を実施する、としている。(吉田晋、杉本崇)

東電の“罠”=“福島原発原子炉のメルトスルー詐欺”④→非常用復水機停止詐欺

福島原発事故の主因が津波ではなく、激しく、長く読いた地震が主因だった。
(福島第一原発の在る大熊町は震度6強の揺れ、最大加速度は設計値の約126パーセントの550ガルを記録)
わずか震度6強の揺れで原発は致命的な被害を蒙った。
震度6強の地震が主因で福島事故が起こったとすることは原子力発電推進派にとって、致命的。
原子力発電を守るためには
地震の主因を否定し、津波に主因を押し付ける必要が生じた。


その具体的な方法はメルトダウン。
メルトダウンを早めて圧力容器に穴を開ける。
メルトダウンで生じた穴から、高温高圧のガス、冷却水が出て行ったことにする。


メルトダウンが原因で、福島原発事故が起こったという「悪しきシュミレーション」を完成させることが、原発を守る方法となった。

メルトダウンを促進させる情報は大きくメディアを通じて大きく取り上げ、
メルトダウンを妨げる要素は排除する。

メルトダウンを妨げる要素の中で、最も邪魔な存在が非常用復水機。
非常用復水機が稼動していたなら、メルトダウンは生じなかった。
→独立行政法人の解析によると
午後4時15分に非常用復水機を作動させていれば、福島1号機のメルトダウンが起こらなかった。

午後4時15分に非常用復水機稼動なら→メルトダウン防げた可能性 指摘

メルトダウン防げた可能性 指摘 投稿者 samthavasa

また、非常用復水機が動いていたのではメルトダウンを早めるシナリオは描けない。

そこで
非常用復水機を停止させるシナリオを描く必要が生じた。

その結果、非常用復水器はわずか2回しか、働かなかったことにされた。
1号機の非常用復水器の作動について。
 東電の発表内容は、「10月18日に調査した2機の非常用復水器内に残った冷却水の量などから、事故後の運転状態を推定した。1基は事故当初、約80%あった水位がほとんど下がらず、働いていなかった。
もう1基の水位も65%にとどまり、非常用復水器が動作したのは3月11日午後6時18~25分、同午後9時半以降の2回とみられるという」(日経新聞記事)


実際には稼動していた非常用復水機が停止したという報道が流され、多くの国民、専門家が踊らされた。







吉田所長が1号機の非常用復水器(IC)停止を把握していなかったというニュースも流された。
(吉田所長は非常用復水器は動いていたと認識。)
→吉田所長はミスを犯していない。(なぜなら、非常用復水器は翌12日1時48分まで動いていた。)



http://blogs.yahoo.co.jp/jr6qrs/2272869.html
不可解に思われます。
地震、津波直後は、外部電源(交流)が失われていても、バッテリ直流電源は動作していたはずですから、蒸気を送る配管の弁のうち格納容器の内側の弁が自動的に閉じたままという解釈は不可解です。
操作員は、バッテリ電源を用い、弁を開ける操作を熟知しており、適切な操作を行った可能性が高いはずです。

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非常用復水器停止報道ばかりが大きく報道された。

しかし 

小さく、目立たない様なところで、非常用復水器稼動の報道もあった。

非常用復水器は翌12日1時48分まで動いていた。

午後3時ごろに「非常用復水器」はいったん停止しますが、午後6時すぎから翌12日午前2時前ごろまで再び動いていた。
1号機では地震から半日ほどは原子炉の冷却が一時的に行われていた

東電は直流電源は喪失したと発表
しかし 実際は所内での直流小電源融通しあうことで、非常用復水器は翌12日1時48分まで動いていた。






http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20110517/0055_anzensouchi.html
午後3時ごろに「非常用復水器」はいったん停止しますが、午後6時すぎから翌12日午前2時前ごろまで再び動いていたとみられるということで、1号機では地震から半日ほどは原子炉の冷却が一時的に行われていた
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http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%AC%AC%E4%B8%80%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85
1号機では、11日14時46分の地震発生後、14時52分非常用復水器が起動[43]したが急激な圧力低下を緩和するため(圧力容器の破損を避けるため)、作業員が回路を開閉中、15時半に津波に襲われ、15時50分非常用電池が水没して遮断状態のまま非常用復水器が使用不能になり、同時に計器、動弁電源も失われた。東京電力は、17時に電源車を出動させたが渋滞で動けず、18時20分に東北電力に電源車の出動を要請したが到着は23時で津波の被害・電圧不一致もあって翌日15時まで接続できなかった。一方11日19時30分に1号機の燃料は蒸発による水位低下で全露出して炉心溶融が始まり、所内での直流小電源融通で動かしていた非常用復水器も翌12日1時48分に機能停止、翌12日明方6時頃には全燃料がメルトダウンに至ったとみられる。1号機は上記の経緯で、地震発生後5時間で燃料が露出したとみられ、15時間ほどでメルトダウンしたと思われる。2012年7月5日に提出された東京電力福島原子力発電所事故調査委員会報告書では、少なくとも1号機A系の非常用交流電源喪失は、津波によるものではない可能性があることが判明した、としている[10]。

2号機・3号機では蒸気タービン駆動の隔離時注水系 (RCIC) が、2号機は約3日、3号機は約2日の間、炉心に水を注入し続けた(2号機・3号機は、全交流電源喪失を考慮し、隔離時注水系 (RCIC) ・高圧注水系 (HPCF) と、2系統の蒸気タービン駆動注水装置がある。2号機の高圧注水系はバッテリー水没で起動しなかったが、3号機ではバッテリーが生きていたHPCFが、RCIC停止を感知して入れ替わり起動し、その後15時間ほど稼働し続けた)。しかし停電時間は、電力会社が設計上想定してきた最大8時間に収まらず、非常用バッテリーを使い切った。渋滞による電源車の遅れ、原子炉の電圧と合う電源車が62台のうち1台しかなかったこと、電源車の出力不足、唯一の受電施設が水没したこと、震災翌日に開通した仮設電源ケーブルが開通6分後に1号機の水素爆発で吹き飛ばされたこと、自衛隊や米軍による電源車のヘリコプター空輸が重量超過のためできなかったことなどの複合要因により、全電源の喪失が長期化した[44




2011年5月24日 読売新聞では非常用復水器停止の報道はしているが
なぜ非常用復水器が、午後6時すぎから翌12日午前2時前ごろまで再び動いていた事は報道しないのか?


http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110524-OYT1T00433.htm
1号機復水器は手動で停止…手順書通りと東電

福島原発
 福島第一原子力発電所1号機で、東日本大震災による津波襲来の前に緊急時の炉心を冷やす「非常用復水器」が一時停止したのは、作業員が手動で操作したためだったことが東京電力が23日、経済産業省原子力安全・保安院に提出した報告書で明らかになった。


 東電は、手順書通りの妥当な操作としているが、津波後は装置が正常に作動すれば、炉心溶融(メルトダウン)を遅らせることができた可能性も指摘されている。

 報告書によると、地震で外部電源は喪失したが、大きな配管破断などはなく、津波が押し寄せるまで、1~3号機とも、非常用電源が起動していた。

 運転中の1号機は、3月11日午後2時46分の大震災直後、原子炉に制御棒が挿入されて緊急停止。6分後、「非常用復水器」が自動起動し、冷却が始まった。その11分後の午後3時3分に停止した。手順書では、原子炉の温度低下が1時間に55度を超えないよう冷却を調整することになっている。東電は、非常用復水器によって冷却が進み、100度以上温度が低下したため、作業員が停止操作を行ったとしている。

 この後、作業員が非常用復水器を再作動させたが、同日午後3時半過ぎ、津波によって「非常用復水器の配管破断」を検出する直流電源が失われた。電源喪失すると、自動的に配管破断を知らせる信号が出て、そのため非常用復水器の隔離弁が閉じ、再び停止した。


 作業員は電源喪失の信号で、隔離弁が閉じた可能性があるとみて調べたところ、弁が閉じていたため、手動で弁を開けたとしている。

(2011年5月24日11時46分 読売新聞)
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