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新型インフルエンザ死亡者数100人目/タミフル、リレンザワクチンの関係

11ヶ月前に投稿された動画。
約1年前からタミフルが効きにくいタミフル耐性ウィルスがアメリカで流行していた。


タミフル耐性ウィルス





http://wakuchin-iran.jugem.jp/?page=0&cid=1


100人目
2009.12.06 Sunday 死因は悪性リンパ腫による急性呼吸循環不全
京都府74歳男性 タミフル投与 

99人目
2009.12.05 Saturday 死因は重症肺炎で、基礎疾患(持病)はなかった。
愛知県51歳男性 タミフル投与

98人目
2009.12.05 Saturday 。死因は気管支ぜんそくの悪化
秋田県20代男性 タミフル投与

97人目
2009.12.04 Friday
山形県60代女性 タミフル投与 死因は肺炎。慢性気管支炎の基礎疾患(持病)があった。

96人目
2009.12.04 Friday    死因は肺炎。慢性閉塞性肺疾患と糖尿病の基礎疾患(持病)があった。
熊本県70代男性 タミフル投与 

95人目
2009.12.04 Friday 男児に基礎疾患はなく、先月25日に新型インフルエンザのワクチンを接種していた。
山口県4歳男児 

94人目
2009.12.03 Thursday タミフルを処方された。2日昼、体が冷たくなっているのに気づき、同日午後4時に死亡
京都府5歳男児 タミフル投与 

93人目
2009.12.03 Thursday 死因は肺炎で、脳梗塞と腎機能障害の基礎疾患(持病)があった。
北海道70代男性 タミフル投与

92人目
2009.12.03 Thursday 死因は肺炎の悪化
長崎県80代女性 タミフル投与

91人目
2009.12.03 Thursday 肺炎のため市内の病院で死亡した、と発表した。男児は脳性まひの基礎疾患
神奈川県6歳男児 タミフル投与

90人目
2009.12.03 Thursday 死因はインフルエンザ肺炎だった。女性に基礎疾患はなかった。
埼玉県71歳女性 タミフル投与

89人目
2009.12.02 Wednesday 死因は肺炎。呼吸機能に基礎疾患(持病)があった
大分県5歳女児 タミフル投与 

88人目
2009.12.02 Wednesday 死因はインフルエンザ脳症による腎不全
北海道1歳男児 タミフル投与

87人目
2009.12.02 Wednesday 男性は肺気腫や肝硬変などの持病があった。
東京都60歳男性 リレンザ投与

86人目
2009.12.02 Wednesday 心不全などにより死亡
青森県40代女性 タミフル投与

85人目
2009.12.01 Tuesday 呼吸機能の低下による低酸素血症で11月28日に死亡
神奈川県70代男性 タミフル投与

84人目
2009.12.01 Tuesday  タミフルを処方され、緊急入院したが意識障害と呼吸不全に陥っていた。
京都府60代女性 タミフル投与

83人目
2009.12.01 Tuesday 男性は肺炎、気胸の持病があり、死因は持病の悪化による慢性呼吸不全。
鹿児島県70代男性 タミフル投与 

82人目
2009.11.30 Monday タミフルを処方されて帰宅、、同3時25分ごろに死亡
神奈川県2歳男児 タミフル投与 

81人目
2009.11.30 Monday 死因は肺炎で、糖尿病の基礎疾患(持病)があった。
島根県80代女性 タミフル投与 



http://wakuchin-iran.jugem.jp/?page=1&cid=1

80人目
2009.11.30 Monday 基礎疾患がありましたが、新型インフルエンザの予防接種は受けていませんでした。
石川県90代女性 タミフル投与 

79人目
2009.11.30 Monday 糖尿病などの基礎疾患(持病)があった。死因は重症肺炎による多臓器不全
長崎県40代女性 タミフル投与 


78人目
2009.11.28 Saturday 多臓器不全などで死亡
秋田県40代男性 タミフル投与


77人目
2009.11.28 Saturday 女児に基礎疾患(持病)はなく、死因は急性脳症
大阪府3歳女児 タミフル投与

76人目
2009.11.28 Saturday 女性に基礎疾患はなかった。市販の風邪薬を服用
青森県50代女性

75人目
2009.11.27 Friday 高度肥満の基礎疾患(持病)があった。県警が検視を行い、詳しい死因などを調べている。
栃木県20代男性 タミフル投与

74人目
2009.11.26 Thursday 死因は心疾患の疑い。高血圧などの基礎疾患(持病)があり、2年前に大腸がんの手術
群馬県80代男性 タミフル投与

73人目
2009.11.26 Thursday 40度の発熱があり呼吸困難が悪化、午前4時前、死亡
東京都51歳男性

72人目
2009.11.25 Wednesday 死因はインフルエンザ脳症。インフルエンザ用ワクチンは季節性、新型ともに接種済みだった。
鹿児島県30代女性 タミフル投与 

71人目
2009.11.25 Wednesday 女児に基礎疾患(持病)はなく、死因はインフルエンザ脳症と多臓器不全。
栃木県8歳女児 リレンザ投与

70人目
2009.11.22 Sunday 急性心筋炎による心不全のため死亡
山口県中2女子 リレンザ投与 

69人目
2009.11.20 Friday 死因は急性呼吸不全だった。男性には高血圧の基礎疾患
埼玉県34歳男性 タミフル投与

68人目
2009.11.19 Thursday 腎機能障害の基礎疾患(持病)があった。死因は重症肺炎。
愛知県60代男性 タミフル投与

67人目
2009.11.19 Thursday 心肺停止状態で運ばれた病院で新型インフルエンザの感染が確認され、19日午後1時40分ごろ死亡した。心臓に持病
京都府40代女性 タミフル投与

66人目
2009.11.18 Wednesday 糖尿病の基礎疾患があり、死因はインフルエンザ肺炎
兵庫県50代女性 タミフル投与

65人目
2009.11.17 Tuesday 男性の死因は肺炎。
宮城県55歳男性 タミフル投与

64人目
2009.11.16 Monday 直接の死因は肺炎で、神経系の基礎疾患(持病)があった。
大阪府40代男性

63人目
2009.11.16 Monday 低酸素血症で死亡したと発表した。糖尿病や心不全などの基礎疾患
神奈川県72歳男性 タミフル投与

62人目
2009.11.13 Friday 解熱剤の投与を受けた熱は一度下がったが、急性心不全で死亡
三重県九ヶ月女児 解熱剤投与

61人目
2009.11.12 Thursday 多臓器不全で死亡、肺気腫と心不全の持病
神奈川県75歳男性 タミフル投与

60人目
2009.11.12 Thursday 食事中にもどして呼吸困難、肺炎のため死亡
神奈川県91歳男性

59人目
2009.11.12 Thursday 直接の死因は肺炎で、神経系の基礎疾患(持病)があった。
東京都2歳男児 タミフル投与 

http://wakuchin-iran.jugem.jp/?page=1&cid=1

58人目
2009.11.11 Wednesday 全身の血管から出血が止まらなくなる播種(はしゅ)性血管内凝固症候群で死亡
北海道10歳男児 リレンザ投与

57人目
2009.11.10 Tuesday 重症肺炎で死亡した。基礎疾患(持病)はなかった
広島市50代男性 タミフル投与

56人目
2009.11.10 Tuesday 急性肺炎で死亡
福岡県3歳女児 タミフル投与

55人目
2009.11.10 Tuesday 死因は北署の行政解剖でも不明
京都市1歳8ヶ月男児

54人目
2009.11.09 Monday 検査では、肺炎や脳炎を起こした形跡はなく、直接の死因は不明
愛知県7ヶ月男児

53人目
2009.11.09 Monday 細菌性肺炎と多臓器不全のため死亡
栃木県80代男性 タミフル投与

52人目
2009.11.08 Sunday 死因はインフルエンザ脳症とみられる。
埼玉県3歳男児 タミフル投与

51人目
2009.11.07 Saturday 基礎疾患はなかった。直接の死因は不明
愛知県5歳女児 タミフル投与

50人目
2009.11.07 Saturday 直接的な死因は脳幹出血とみられる。肥満に加えて、高血圧や高脂血といった基礎疾患
茨城県40代男性 季節性インフルエンザ予防接種

49人目
2009.11.05 Thursday 男性は肝硬変の基礎疾患があった。肺炎が死因になった可能性
神奈川県57歳男性 リレンザ投与

48人目
2009.11.05 Thursday 基礎疾患はなく、死因は心不全
栃木県30代女性 タミフル投与

47人目
2009.11.03 Tuesday 心不全で死亡したと発表した。女性には慢性心不全や糖尿病などの持病
愛知県66歳女性 タミフル投与 

46人目
2009.11.02 Monday 死因は多臓器不全
 兵庫県80代男性 タミフル投与

45人目
2009.11.02 Monday 女性は肝硬変を患って通院中、死因は肺炎
東京都72歳女性 タミフル投与

44人目
2009.11.02 Monday 意識が戻らないためタミフルの投与ができず、同日夜に死亡。
兵庫県30代男性 免疫抑制剤

43人目
2009.11.01 Sunday 基礎疾患のない盛岡市の女児(2)で、死因は多臓器不全
岩手県2歳女児 リレンザ投与

42人目
2009.11.01 Sunday 基礎疾患については調査中だが、病理解剖して死因を調べる。
京都市30代女性 タミフル投与

41人目
2009.11.01 Sunday 女児に基礎疾患はなく、死因は心不全と推定
兵庫県8歳女児 タミフル投与

40人目
2009.10.30 Friday 未明に意識不明になり死亡した。基礎疾患はなかった。
大阪府46歳男性 タミフル投与

39人目
2009.10.30 Friday 女児は重度の脳性まひの基礎疾患
大阪府6歳女児 タミフル投与


http://wakuchin-iran.jugem.jp/?page=2&cid=1
38人目
2009.10.30 Friday 死因は不明。
熊本県20代男性 タミフル投与

37人目
2009.10.29 Thursday 心不全で死亡
東京都63歳女性 タミフル投与 

36人目
2009.10.28 Wednesday 死因は心不全と多臓器不全
宮城県57歳男性 タミフル投与

35人目
2009.10.26 Monday 25日夜に呼吸困難になり、病院で治療を受けていた。
大阪府89歳女性 タミフル投与

34人目
2009.10.26 Monday 直接の死因は肺炎による循環不全とみられるが、糖尿病の基礎疾患があった
奈良県80代男性 タミフル投与

33人目
2009.10.26 Monday ウイルス性心筋炎などで死亡
埼玉県13歳女子 リレンザ投与

32人目
2009.10.23 Friday 急性心筋炎を引き起こした可能性が高いという。基礎疾患はなかった。
神奈川県51歳女性

31人目
2009.10.23 Friday 女性は糖尿病や高血圧、高脂血症などの持病があり、定期的に通院
埼玉県67歳女性 タミフル投与

30人目
2009.10.23 Friday 肺炎のため死亡したと発表した。糖尿病や高血圧などの基礎疾患があった
福井県50代男性 タミフル投与

29人目
2009.10.22 Thursday インフルエンザ脳症の疑いで死亡
東京都3歳男児 タミフル投与

28人目
2009.10.19 Monday 肺炎のため死亡した。糖尿病とぜんそくの基礎疾患があった。
神奈川県36歳女性 タミフル投与

27人目
2009.10.15 Thursday 死因について「新型インフルエンザによる重症肺炎と急性心筋炎
横浜市5歳男児 タミフル投与

26人目
2009.10.15 Thursday 多臓器不全で亡くなった
兵庫県8歳女児

25人目
2009.10.14 Wednesday インフルエンザ脳症のため死亡
愛知県16歳男子 リレンザ&タミフル投与

24人目
2009.10.14 Wednesday 入院後に意識がなくなるなど症状は急激に悪化し、急性脳炎を疑われ、人工呼吸器を装着
東京都4歳男児 タミフル投与

23人目
2009.10.10 Saturday 男性はぜんそくや糖尿病、心疾患の持病のため、定期的に通院
北海道20代男性 タミフル投与

22人目
2009.10.06 Tuesday 急性脳炎で死亡
東京都5歳男児 タミフル投与 

21人目
2009.10.06 Tuesday 多臓器不全の症状が確認され、4日午後3時ごろ死亡
大阪府40代女性 タミフル投与

20人目
2009.10.01 Thursday 基礎疾患がなく、直接の死因は多臓器不全だった。インフルエンザの治療薬は投与されていなかった
北九州市49歳男性

19人目
2009.09.24 Thursday 白血病や糖尿病などの基礎疾患があったという。死因は肺炎
大阪府70歳女性 タミフル投与


http://wakuchin-iran.jugem.jp/?page=3&cid=1

18人目 インフルエンザ脳症で死亡
2009.09.22 Tuesday
滋賀県7歳男児 タミフル投与

17人目 呼吸困難を訴えた後、意識状態が悪化、約1時間後に死亡
2009.09.20 Sunday
神戸市60代女性 タミフル投与

16人目 心臓に炎症が起きて心機能が低下したのが直接の死因だが、感染で心筋炎を発症した可能性
福岡県66歳女性 タミフル投与
2009.09.20 Sunday

15人目
2009.09.17 Thursday タミフルやリレンザは投与されなかった。
横浜市12歳男児

14人目
2009.09.15 Tuesday 女性に海外渡航歴はなく、持病もなかったということです。
沖縄24歳女性 リレンザ投与 

13人目
2009.09.12 Saturday インフルエンザ感染で引き起こされた急性肺炎が直接的な死因。施設では1人部屋にいた。
青森県90歳男性 タミフル投与

12人目
2009.09.11 Friday 9日朝は症状もなく自宅に1人でいたが、午前11時ごろに帰宅した妻が意識不明で倒れているのを発見。約1時間後に病院で死亡
大阪府45歳男性 タミフル投与

11人目
2009.09.06 Sunday 死因はインフルエンザ感染による肺炎の悪化という。
宮城県90歳男性 タミフル投与

10人目
2009.09.02 Wednesday 肺気腫などの基礎疾患があり、劇症型心筋炎で死亡した疑い
京都府69歳男性 タミフル投与

9人目
2009.09.02 Wednesday 糖尿病などの基礎疾患があった。直接の死因は呼吸不全
高知県70代男性 タミフル投与

8人目
2009.08.31 Monday 高血圧症の基礎疾患があった保健師の40代女性==利尻町=が急性心不全で死亡
北海道40代女性 タミフル投与

7人目
2009.08.29 Saturday 女性はてんかんの持病があった
兵庫県38歳女性 タミフル投与
[09/08/29]

6人目
2009.08.29 Saturday 未明に急性呼吸器不全で死亡
鹿児島県60代女性 タミフル投与

5人目
2009.08.27 Thursday 死因を、インフルエンザウイルス肺炎による呼吸不全
長野県30代男性 タミフル投与

4人目
2009.08.26 Wednesday 呼吸困難となってインフルエンザA型陽性と診断され死亡
愛知県74歳女性 抗インフル薬投与(タミフル?)

3人目
2009.08.19 Wednesday 死因は重症肺炎。女性は多発性骨髄腫と心不全の疾患があった。
愛知県81歳女性 ;抗インフル薬投与(タミフル?)

2人目
2009.08.18 Tuesday 急性気管支炎を起こし、持病の肺気腫が悪化したことが死因
兵庫県77歳男性 タミフル投与

1人目
2009.08.16 Sunday 死因は新型インフルエンザから肺炎を起こしたことによる敗血症性ショック
沖縄県57歳男性 タミフル投与
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普天間基地返還の真実/海兵隊は辺野古ではなくグアムへ返せる!

「海兵隊は辺野古ではなくグアムへ返せる!」
普天間基地返還~在日米軍撤退のシナリオ~

(週刊朝日 2009年12月11日号配信掲載) 2009年12月2日(水)配信

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/asahi-20091202-02/1.htm

「出口のない迷路」と呼ばれる米軍・普天間基地問題。06年の日米合意にもとづく「辺野古」移設に落ち着くとの観測が流れるなか、伊波洋一・宜野湾市長が異論を唱えた。「普天間の海兵隊はそっくりグアムへ。米軍こそが、海兵隊のグアム拠点化に動いている」。鳩山首相に直談判したのは正論か、奇策か。その実現性は──。

 沖縄・普天間基地の地元・宜野湾市の伊波洋一市長が11月26日、東京・永田町へ駆けつけた。

 午後3時前、鳩山由紀夫首相と会い、立ち話ながら米軍資料を手渡して、こう伝えた。

「辺野古沖への移設が決まった05年ではなく、米軍再編合意で米軍のグアム移転が決まった06年をもとに日米交渉を仕切り直してください」

 普天間基地の移設先をどこにするかではなく、海兵隊をグアムに移すことを前提に交渉をやり直すべきで、グアム移転はほかならぬ米軍が着々と進めている計画そのものなのだ、と伊波市長は訴えた。

 鳩山首相は黙って耳を傾けた後、短く答えた。

「検討いたします」




日米両政府はこれまで、グアムへ移転する海兵隊は、

「司令部中心」として、実戦部隊の移転を否定してきた。

 しかし、伊波市長が米軍資料を当たったところ、米軍は事実上、グアムを海兵隊の拠点にする計画を進めていることがわかったというのだ。


 その詳細に触れる前に、これまでの経緯について振り返ってみよう。

 日米両政府は1996年、普天間飛行場の全面返還で合意する。

 05年10月、日米の外交・防衛のトップ4人からなる日米安全保障協議委員会(2プラス2)は「日米同盟:未来のための変革と再編」のなかで、普天間基地の代替施設を「沖縄県内」に設けると結論づけ、辺野古に「L字形」滑走路をつくることなどを盛り込んだ。

 06年5月、日米両政府は、辺野古の滑走路を「V字形」とした「再編実施のための日米のロードマップ」を発表した。



このとき、アメリカは国際環境の変化に対応するため、グアムを拠点とした軍事再編へ舵を切った。

 これをもとに、米太平洋軍司令部は2カ月後の06年7月、「グアム統合軍事開発計画」を策定。そのなかで、

〈海兵隊航空部隊とともに移転してくる最大67機の回転翼機と9機の特別作戦機(オスプレイ)用格納庫の建設、ヘリコプターのランプスペースと離着陸用パッドの建設〉

 と記し、普天間の海兵隊ヘリ部隊をグアムに移転させると明示していた。


 さらに、伊波市長は07年夏、移転先となるグアムのアンダーセン空軍基地とグアム統合計画室を実際に訪れ、現地の高官からも、

「65機から70機の航空機と、1500名の海兵隊航空戦闘部隊員が来る予定」

 と説明を受けたという。その後、グアムに移転する部隊名も具体的に示された。




つまり、グアムに移転する海兵隊が司令部だけでないことは明らか、と伊波市長は言うのだ。にもかかわらず日本政府は、

「それらは、計画段階の情報なので確定したものではありません」

 として、伊波市長の指摘を一蹴してきた。

 ところが、11月20日、日本政府も言い逃れできない“証拠”が明らかになった。

 米海軍省グアム統合計画室(JGPO)が、

「グアムと北マリアナ諸島の軍移転」

 に関する環境影響評価書を公開した。8千ページを超す文書のなかで、普天間基地の海兵隊のヘリ部隊も受け入れる新基地をグアムにつくることがわかった。計画段階の構想ではなく、実際の計画を評価したものだ。




沖縄手放しても抑止力は保てる

「これで、沖縄の海兵隊は司令部機能のみがグアムに移るのではなく、ヘリの戦闘部隊も含めて一体的に移転することが裏づけられました。また、アプラ軍港を増強したり、テニアン島に海兵隊が訓練するための射撃演習場を建設したりすることなども記され、これまでの日本政府の説明が、米軍の計画と食い違っていることが証明されたのです」(伊波市長)

 そうであるならば、辺野古に新たな基地をつくる必要性は根本から問い直されることになる。

 防衛担当記者のひとりは、こう語る。

「アメリカ側からすれば、日本が辺野古に基地をつくってくれるというのに断る理由はない。海兵隊がグアムに移れば、沖縄に残る陸軍が代わりに使えばいいだけのこと。『思いやり予算』がついてくる新基地をみすみす手放す必要はないのですから」


 今年6月4日の上院軍事委員会で、米海兵隊司令官のコンウェイ大将は、

「計画の要(かなめ)のひとつである普天間代替施設は、完全な能力を備えた代替施設であるべきですが、沖縄では得られそうもありません」

 と明言している。




 さらに、こうも話した。

「グアム移転により、アメリカ領土での多国籍軍事訓練やアジア地域で想定される様々な有事へ対応するのに有利な場所での配備といった新しい可能性が生まれる」

「グアムへの移転は、即応能力を備えて前方展開態勢をもつ海兵隊戦力を実現し、今後50年間にわたって太平洋における米国の国益に貢献することになる」

 これまで地政学的な戦略拠点とされてきた沖縄を手放しても抑止力は高められる、と評価しているのだ。

 前出の防衛担当記者も、こうみる。

「普天間基地の海兵隊戦闘部隊はいま、オーストラリアやタイ、グアムなどで実戦訓練を積むため、1年の半分は基地を空けています。海兵隊が沖縄にいなければならない必然性はもはや失われている、と言えるでしょう」





 そもそも民主党は「沖縄ビジョン」で「県外、国外移設」を掲げ、鳩山首相は選挙中、

「最低でも県外」

 と繰り返してきた。

 それはまさに、伊波市長が訴える「普天間基地閉鎖、グアムへの“全面”移転」論と重なる。

 しかし、岡田克也外相が「嘉手納統合案」を示し、北沢俊美防衛相は「辺野古案」容認と伝えられ、袋小路に入っている。

 新聞報道では、

「辺野古沖」

 が落としどころとの観測が強まり、「現行合意(辺野古)案の履行」を求めるアメリカとの検証作業が続く。しかし、結論については、

「年内に」(岡田外相)

「年内にこだわらない」(社民党・国民新党)

 など、閣内の足並みはバラバラだ。





 伊波市長は、言う。

「情緒がからんだ政治的な思惑とは無関係に、米軍は純粋に戦略的見地から『抑止力につながる』としてグアム移転を進めている。ならば、これを切り札に、時間をかけて交渉し直すべきだ」


 ある政界関係者は、交渉のカードとなるのは「ジャパン・マネー」だ、という。

「グアムの基地は思いのほか狭い。すでに明らかになっているように、テニアン島に射撃訓練場を建設するなどの計画があり、米側はさらなる出費に頭を悩ませています」

 日本は米軍再編に際して、総額約100億ドルの6割(06年当時のレートで約6500億円)を負担することで合意している。しかし、新たな施設整備には、30億~50億ドルの追加支出が見込まれている。

「軍事再編を進めるアメリカが日本に応分の負担を求めてくるのは確実でしょう」(政界関係者)

 それを逆手にとれ、というのである。





米国債の償還が交渉の切り札か

 オバマ米大統領の来日直前の11月10日、ガイトナー米財務長官が日本を訪れた。

「藤井(裕久)財務相との会談では表向き、さして大きなテーマはありませんでした。APEC出席があったとはいえ、かなり厳しい日程をおしての訪問だった、との印象が強いです」(財務担当記者)

 では、会談の真の目的は何だったのか。

 日米交渉を振り返れば、つねにカネの話が絡んできた。72年の沖縄の施政権返還をめぐっては、400万ドルの土地原状回復補償費の肩代わりや1600万ドルのVOA(短波放送「アメリカの声」)移転費などをめぐる密約が日米間で交わされた。そのうえ、同時に行われていた繊維交渉と絡めて「イト(繊維)とナワ(沖縄)の取引」と呼ばれたのも有名だ。

 その後のFX戦闘機の導入をめぐる交渉でも、日米合意の枠組みをつくったのは、米財務省と大蔵省(当時)だった。

 ある国会議員関係者は、4枚つづりの英文資料を取り出してみせた。



〈Treasury Direct〉

 米財務省が公表している米国債についてのデータだ。それによると、日本は2010年、30年ものの米国債の償還期限を3度迎える。なかでも、3度目となる11月15日には、

「相当な額の償還となる」(財務省関係者)

 日本がもつ米国債の総額は約68兆円。中国につぎ世界第2位。11月分がそのうちのどれぐらいにあたるかは明らかにされていないが、

「半額の30兆円ほど」

 という指摘もある。

 英文資料をめくりながら、この議員関係者は口を開いた。

財政的に苦しむアメリカは30年もの国債の償還などできるはずがない。代わりに日本が新たに別の米国債を買って償還分のカネを用立ててやることで恩を売る。それを交渉の材料にできるはずです」


 普天間問題では、解決策はおろか、決着の時期についても「曖昧戦略」を続ける鳩山首相。ただ、決断できないのか。それとも、周到な時間稼ぎなのか。

本誌・諸永裕司、岡野彩子
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