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4月13日淡路島地震発生の謎を解く鍵→1962年の宮城北部地震

淡路島付近を震源とする地震は、野島断層ではなく、「未知の活断層」が引き起こした可能性が高いと専門家。

朝日新聞デジタル
今回の地震を引き起こした活断層は、淡路島中西部にある西傾斜の逆断層で、長さは南北方向に約10キロ。
委員会は周辺のすでに知られている活断層とは断層の向きや位置が異なり、直接関係はないとした。

sankei.jp
未知の断層が動いたことが原因である可能性がある、との見方を示した。
その上で「知られていない活断層は数多くある」と指摘し、今回のようなマグニチュード(M)6級の地震はどこでも起こり得ると注意を呼びかけた。

日本経済新聞
今回の地震の震源断層について、南北方向に延びる西側隆起の逆断層と推定。
そのうえで、震源域の北東方向に位置する志築断層帯や、震源域南部に隣接する先山断層帯などに存在する既知の活断層が動いたわけではないとした。
 「知られていない活断層は数多くある。(地層)深部に知られていない活断層があるに違いない」と指摘し、未知の活断層が動いたとの認識を示した。


地震は断層のずれではなく、花崗岩体の内部で発生している。

阪神大震災の野島断層は花崗岩断層だった。

今回の淡路島地震の震源地も、花崗岩地帯にあると推定される。

1962年の宮城県北部地震の原因は推定されている。
4月13日の淡路島地震と1962年の宮城県北部地震を比較。

1962年の宮城県北部地震は地震。
→マグニチュード(M)6.5。
  震源の深さは19km

淡路島地震
→マグニチュード(M)6.3。
   震源の深さは 約20km

   
宮城県北部地震の原因

宮城県北部地震の地下10~20km付近は花崗岩体。

そして

地震は主に花崗岩体の内部で発生している。



震源地地域での地下の様子を解明するために、自然の電磁場変動を利用したMT(magneto-telluric, 地磁気地電流)法による調査が実施された。

調査の結果

震源地地域には、高磁気異常体が存在していた。

高磁気異常体=「地表に露出していない花崗岩体」と推定される。


さらに

「地表に露出していない花崗岩体」の近くに、高塩濃度の流体が存在している。

このことから

高塩濃度の流体が上昇し、「地表に露出していない花崗岩体」の割れ目を通って侵入していった。

「地表に露出していない花崗岩体」の間隙に塩分濃度の高い水や粘土を含むと電気が流れ易くなり、地震を誘発していたと推定される。




1962年に発生したマグニチュード(M ) 6.5の宮城県北部地震
041502.jpg

http://sakuya.ed.shizuoka.ac.jp/rzisin/kaishi_20/30-Takemura.pdf
041801.jpg


041601.jpg

http://cais.gsi.go.jp/KAIHOU/report/kaihou54/07-34.pdf
4月13日の淡路島地震の震源地は花崗岩地帯
041602.jpg


http://www.rcep.dpri.kyoto-u.ac.jp/~chusuihp/kadai/H14/
野島断層は花崗岩断層
野島断層および周辺活断層の深部構造の研究

041302.jpg

HAARPの2.5Hz人工電磁波を観測
http://quasimoto.exblog.jp/20216319/
041802.jpg


http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol02_06/vol02_06_p19.pdf
地表から深さ10キロメートルの流体の存在を探る 光畑 裕司 (みつはた ゆうじ)

地圏資源環境研究部門

 地震が起きる度に、我々は足下の目に見えない地下深部に存在する自然の力の巨大さに驚かされる。
医療技術で用いられるX線や超音波画像の様に地下を画像化(可視化)する方法が物理探査技術であり、これまで石油・鉱物資源あるいは地熱エネルギー探査などの資源探査に、最近ではダム・トンネルの建設、活断層・地滑りなどの防災、地下水汚染などの環境問題に適用されている。
我々はさらに、地震が発生する地下を描き出すために物理探査、特に電磁探査法を適用している。

 1962年に発生したマグニチュード(M ) 6.5の宮城県北部地震の震源地地域での地下の様子を解明するために、自然の電磁場変動を利用したMT(magneto-telluric, 地磁気地電流)法による調査を実施した。
この地域では現在も1962年の地震の余震活動が続いている。
図1は極磁気異常図1)の上に最近の地震活動を重ねた図である。
中心に存在する高磁気異常体は、地表に露出していない花崗岩体であると推定され、
地震は主にその中で発生している。
その上に配置した17観測点において、周波数320から0.01HzのMT法調査を実施した。

 MT法では、大地の電気の通しにくさの指標である電気抵抗率(比抵抗)の見掛けの値が、地表において各周波数毎に観測される。
そしてその観測値を再現できるように、地下の比抵抗構造モデルを自動的に修正して行き、最終モデルが決定される(図2)。
一般に岩石はほとんど電気を通さないが、その間隙に塩分濃度の高い水や粘土を含むと電気が流れ易くなり、比抵抗は下がる2)。
地震は、地下10kmより深いところに存在する低比抵抗体(赤色の領域)を覆う様に発生していることが明瞭に把握できる。

低比抵抗体には高塩濃度の流体が存在し、それが上昇し、高比抵抗を示す花崗岩体に既存の割れ目を通って侵入し地震を誘発しているのではないかと推測している3)。
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連日の長野県北部地震も花崗岩体の振動?


ここ数日、連続して発生している深さ10kmの地震→長野県北部地震の震源地も花崗岩地帯の中にある。

大町市の南部常盤の高瀬川。
高瀬川で圧倒的に多いのは白っぽい石で、これはほとんどが花崗岩である。

高瀬川ダムは、自然に任せるとそのうち砂状の花崗岩で埋まってしまうそう。
なので大量の土砂を重機で掘って、ほぼ毎日トラック何台分にも連ねて運び出している


発生時刻 12月3日 13時37分
震源地 長野県北部
位置 緯度 北緯36.5度
経度 東経137.7度
震源 マグニチュード M2.6
深さ ごく浅い

発生時刻 12月2日 0時41分
震源地 長野県北部
位置 緯度 北緯36.5度
経度 東経137.8度
震源 マグニチュード M3.0
深さ 約10km


発生時刻 12月1日 22時24分
震源地 長野県北部
位置 緯度 北緯36.5度
経度 東経137.7度
震源 マグニチュード M4.5
深さ 約10km

発生時刻 11月29日 22時14分
震源地 長野県北部
位置 緯度 北緯36.5度
経度 東経137.8度
震源 マグニチュード M2.6
深さ ごく浅い


12015.jpg



12014.jpg

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ダムの上流、晴嵐荘(山小屋)近く。
川原は山から運ばれてきた花崗岩。
実は高瀬ダム、自然に任せるとそのうち砂状の花崗岩で埋まってしまうそう。
なので大量の土砂を重機で掘って、ほぼ毎日トラック何台分にも連ねて運び出している

120203.jpg

高瀬川ダムの花崗岩

120204.jpg



http://www2.ueda.ne.jp/~moa/oomati.html

 大町市の南部常盤の高瀬川河床には市の天然記念物指定を受けている「常盤岩」がある。近くの道沿い
には案内板や説明版もなく少々心もとないが、焼却場を目印に河床に降りると見つかる。今にも白い河床
れきに覆い尽くされそうになりながら薄褐色の岩盤が小規模に現れている。これが「常盤岩」である。

川の砂利の中に基盤の岩石が出現したくらいで、どうして天然記念物になるくらいの重要な地質学的意
味があるのかというと、大町市の真下を、日本を二分する「糸魚川-静岡構造線」と呼ばれる大断層が通
過している。「糸静線」の西は古生代や中生代の古い岩体が多く、東側には新生代第三紀中新世(1500万
年前)以降の岩体が多く分布している。新生代中新世に日本列島を二分する大事件が起きたのだ。
 さて、大町市は高瀬川からもたらされた膨大な砂利に覆われていて、「糸静線」の詳しい位置は判らな
いままである。常盤岩の出現によって、その位置が絞られてきた。それは常盤岩が東側の大峰帯(新生代)
の石なので、「糸静線」は、ここより西側に存在することを示しているのだ。

 高瀬川は槍ヶ岳に源を発し、北アルプス中央部を縦貫して大市に流れ出す。そのため、アルプスがどのような岩石からできているのか理解するのに都合がよい。常盤岩を観察するついでに川原のれきにも着目してみよう。
ここで圧倒的に多いのは白っぽい石で、これはほとんどが花崗岩である。しかしよく見ると一口に花崗岩といっても色の違いや組織の違いでいくつかの種類がある
ことがわかる。
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